『トラウマコード』の監督が俳優ハヨンを絶賛し、その可能性を高く評価した。
Netflixシリーズ『トラウマコード』を演出したイ・ドユン監督は、1月23日午前、ソウル市鍾路区三清洞のカフェでインタビューを行った。この場には国内の取材陣が出席し、作品についての話が交わされた。
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『トラウマコード』は、戦場を駆け巡っていた天才外科専門医ペク・ガンヒョク(演者チュ・ジフン)が、形骸化した重症外傷チームを蘇生させるために赴任し、繰り広げられる痛快な物語を描くドラマで、同名の人気ウェブ小説とウェブ漫画を原作にドラマ化された。
この中でハヨンは、重症外傷センターのシニア看護師チョン・ジャンミ役を演じ、活躍している。
ペク・ガンヒョクが赴任する前から、韓国大学病院の重症外傷チームを支えてきたチョン・ジャンミは、キャリア5年目ながらもシニア看護師として通用するほど、唯一このチームを守り抜いてきた人物だ。
2019年のドラマ『ドクター・プリズナー』でデビューしたハヨンは、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でエピソード主人公として注目を集め、『トラウマコード』でのさらなる活躍が期待されている。
イ・ドユン監督は、彼女についてこう語っている。
「以前、映画『コンフェッション 友の告白』を撮った際に、チェ・ビョンモ先輩に『職業人らしく演じてほしい』と注文したことがある。『トラウマコード』でも、私が期待したチョン・ジャンミは完璧な職業人だった。重症外傷チームで5年間も働けば、見ていない症例はないだろう」
続けて「ペク・ガンヒョクと初めて会ったときに驚くべきか迷ったが、それは脚本にそう書かれていたからで、基本的には『職業人チョン・ジャンミ』の姿を期待していた。多くのオーディションの中で、唯一、無愛想な職業人の看護師を演じた俳優がハヨンだった。その瞬間、『この子だ』と思った」と目を輝かせたのだった。
さらにイ・ドユン監督はこうも語っていた。
「実際、ハヨンは病院関連の仕事を経験したことがあるらしい。彼女の家族は医療関係の仕事をしていると聞いている。特別な待遇を受けるよりも、大変なことがあればそこでアルバイトをするなどして、病院の仕事をよく理解している。現場に医療アドバイザーがいないときは、彼女が率先して指導することもあった。手術室のシーンでは、強迫的なまでに細かい動作をしている。娘が瀕死の状態でもハン・ユリム(ユン・ギョンホ)が口を覆って入室するなど、演技的にはやらなくてもいいことだ。しかし、我々が見落としていた点をハヨンが指摘してくれた」
特に監督は、「そのうえ、彼女は演技が本当にうまい。唯一の不満点は、あまりにも美しすぎることくらいだ。彼女は自ら積極的にファッションや普段の装いの設定を抑えていた。自宅の雰囲気を東廟市場のように見せることも自ら提案した。『トラウマコード』が成功すれば、チュ・ヨンウもだが、ハヨンも大きく飛躍するだろう。本当に素晴らしい俳優だ。ぜひ成功してほしい」と強調したのである。
さらに、「後半でもチョン・ジャンミの活躍がある。非常に大きな役割を果たす」と付け加え、期待を高めた。
『トラウマコード』は、現在Netflixで視聴することができる。
(記事提供=OSEN)
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