U-NEXTで配信中の『愛する盗賊様よ』(KBS2)が、毎話リアルタイム視聴を誘うドラマとして存在感を強めている。
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韓国では放送開始からわずか4話で視聴率6.6%(ニールセンコリア調べ)を記録し、右肩上がりの推移を見せている。さらに、韓国コンテンツ競争力分析会社GOODDATAが発表したFUNdexのTVドラマ話題性ランキングで5位にランクイン。その話題性をあらためて証明した。
こうした成果の背景には、物語そのものが持つ強い推進力がある。
本作は、スピード感のある展開と、人物同士の関係性を丁寧に積み重ねていく構成によって、視聴者の没入度を高めている。回を重ねるごとに続きが気になる展開が生まれ、視聴の流れを自然と引き寄せていると言える。
身分制度の狭間に生まれた娘ホン・ウンジョと、王の異腹弟である大君イ・ヨルの出会いは、軽快なハプニングから始まった。
(※以下、第4話までのネタバレあり)
粗末な身なりで両班ともみ合いになり、窮地に追い込まれたヨルを見つけたウンジョは、自身を両班の家の娘と誤解している周囲に向かって、彼を正気を失った奴婢「オンノミ」と言い繕い、とっさの機転で切り抜けた。
ウンジョのおかげで状況を免れたヨルはウンジョに興味を抱き、報酬を約束して再会を誓う。やがて二人は再び顔を合わせることに。
婚礼を目前に控え、心が揺れていたウンジョの前に、約束を守るため黙って待ち続けていたヨルが見えると、その真摯な行動に心を打たれたウンジョは、衝動的に駆け寄り口づけを交わすという大胆な選択をする。
その後、自分の唇を奪い姿を消したウンジョを探す中で、彼女が恵民署で働く医女であることを知る。視察を名目に何度も恵民署を訪れ、ウンジョの前に現れ続けたヨルは、ついに自身の想いが「愛」から生まれたものであることを自覚し、彼女に真心を告げた。
しかし、ウンジョは家族を守るため、自身を犠牲にする覚悟を背負った立場にあった。滅門の危機から救ってくれた都承旨イム・サヒョン(演者チェ・ウォニョン)の家との婚礼を控えていた彼女は、心を鬼にして冷たい言葉を投げかけ、ヨルを突き放す。想いを否定されたヨルは、失恋の痛みを抱えたまま宮廷へ戻っていった。
それぞれの場所へ戻り、縁が途切れかけたかに思えた矢先、第4話のラストで思いがけない転機が訪れる。
ウンジョの魂がヨルの体に、ヨルの魂がウンジョの体に宿るという“魂の入れ替わり”が描かれ、新たな物語の幕が上がったのだ。
身分も性別も異なる人生を歩んできた二人が、互いの立場を生きることで、どのような世界を目にするのか、期待が高まる。
『愛する盗賊様よ』は、スタジオドラゴンによる公募展の当選作らしい斬新な発想と、高い吸引力を持つストーリーで、多層的な面白さを提供している。
性別と身分が入れ替わる設定は単なる仕掛けにとどまらず、トウォル大君とウンジョが互いの人生を体験することで視野を広げ、やがて暴君や奸臣に立ち向かい民を救う成長譚へと物語のスケールを押し広げていく予定だ。
予想を超える展開で視聴者を引きつけ続ける『愛する盗賊様よ』。今後の展開に、期待がいっそう高まっている。第5話は、1月17日21時20分より放送。U-NEXTで日本配信される。
(記事提供=OSEN)
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