『100番の思い出』初放送まで、残すところわずか4日となった。これに先立ち、バスガイドとしてたくましく生きるキム・ダミの日常、新米ガイドのシン・イェウンのドタバタ奮闘記、そして彼女たちの運命の初恋となるホ・ナムジュンとの出会いまでを先取りできる第1話予告映像が公開された。
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9月13日午後10時40分から初放送される総合編成チャンネル韓国JTBC新ドラマ『100番の思い出』(日本ではU-NEXTで配信予定)は、100番バスのガイド、コ・ヨンレ(演者キム・ダミ)とソ・ジョンヒ(演者シン・イェウン)の輝く友情、そして2人の友の運命の男性ハン・ジェピル(演者ホ・ナムジュン)をめぐる切ない初恋を描くニュートロ青春メロドラマである。
公開された映像では、待望の第1話の見どころが明かされ、視聴者の興味をかき立てた。
映像は、100番バスに1人でも多くの乗客を乗せようと必死に押し込み、「オーライ!」と声を張り上げるヨンレの朝の姿から始まる。彼女は誰よりも誠実に働く模範的なガイドだ。
一方ジョンヒは、「バスの車掌をするなら、声が列車の汽笛のようでなければならない」という合格条件を聞いた直後、「降りる方いなければオーライ!」と力強く叫んで採用された新人ガイドである。
寮の支配者のようなクォン・ヘジャ(演者イ・ミンジ)の露骨ないじめや理不尽な使い走りにも怯まず、堂々と立ち向かう気の強い人物である。
ヨンレとジョンヒは「今、君に惹かれた気がする」「私はもう惹かれてる」とお互いに告白し合うほどの特別な友情を築いていく。2人が互いにどのような魅力を感じて心を通わせたのか、気になるところである。
ヨンレの純粋な胸を激しく打ったのは、危機の瞬間に彼女を救ったジェピルだった。優しい眼差しで「大丈夫ですか?」と声をかけ、“GIANT”と書かれたタオルで応急処置をする彼。その短い一瞬、温かい声と手の感触がヨンレの心を揺さぶった。
その後ヨンレは“GIANT”という手掛かりだけを頼りに彼を探す。
そしてある日、ローラースケート場で再び再会する2人。「どこかで会ったことありませんか?」というジェピルの一言は、ヨンレにとって運命のように響く。初めて味わう感情に心が激しく揺れ動き、初恋のときめきが広がる瞬間である。
最後の見どころは、キム・ダミとシン・イェウンも「最も記憶に残る」と語った、バスガイドたちの賑やかでドタバタな寮生活である。
第1話では、怪しげな事件も暗示される。夜食を食べたガイドたちが一斉に腹痛を訴える集団食中毒事件が起き、夜食を食べなかったヨンレとジョンヒだけが無事だったことで、ヘジャの仕切りによりジョンヒが犯人扱いされてしまう。
ついには髪をつかまれるほどの危機に陥る。そして映像のラストでは、何かを察したかのようにジョンヒを呼ぶヨンレの切迫した叫び声が響き、事件の真相への期待を膨らませた。
制作陣は「バスガイドのヨンレとジョンヒの友情と初恋は、80年代の思い出を呼び起こす。さらに寮で発生する事件はミステリー的な面白さも加える。切なくも愛おしい感性の中で繰り広げられる爽やかな青春物語を楽しんでほしい」と伝えた。
『100番の思い出』は、ヒット作メーカーとして知られる脚本家ヤン・ヒスンとキム・サンホ監督がタッグを組んだ作品である。
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