韓国芸能界きっての“おしどり夫婦”で知られる俳優キム・スンウと女優キム・ナムジュの自宅で、人気番組『一食お願いします』の撮影が行われたことに関して、さまざまな憶測とハプニングを呼んだ。
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8月26日に全8回で最終回を迎えたJTBCの人気番組『一食お願いします』は、韓国トップクラスのシェフたちが一般家庭の食料品を徹底的に使い、「贈り物のような一食」を共に作り上げるプログラムで、MCのキム・ヒソンとタク・ジェフンがゲストと共にその場で交渉した一般家庭を訪れて、料理を振る舞うという内容で注目を集めた。
成功した回もあったが、失敗してコンビニで食事を済ませる様子も度々見られた『一食お願いします』。最終回から一週間ほど経ち、再びこの番組が注目されたのは、キム・スンウとキム・ナムジュ夫妻の自宅で撮影が行われたが、その内容が放送されずに破棄されたと一部で報じられたためだ。
とあるメディアがバラエティ番組関係者の話として、JTBC『一食お願いします』がキム・スンウとキム・ナムジュ夫妻の自宅での撮影を終えたものの、放送されなかったと報じたのだ。
報道によると、キム・スンウとキム・ナムジュ夫妻の自宅での撮影は、先月8月5日に放送されたイ・ジヌクとチョン・チェヨンが出演した回で行われたという。
タク・ジェフンとキム・ヒソン、イ・ジヌク、チョン・チェヨン、イ・ヨンボクがソウル市にある家のチャイムを押すと、家主は俳優キム・スンウだった。和やかな雰囲気の中で約3時間、順調に収録が進んだ。
しかし、収録の終盤にキム・スンウが制作陣に「収録分を放送しないでほしい」と頼み、制作陣の説得にも「絶対放送不可」という返答が返ってきたため、結局ミッションは失敗に終わった。このため、MCとイ・ジヌク、チョン・チェヨンらはコンビニの特別弁当で一食を済ませた。
突然の撮影分破棄説が物議を醸す中、キム・スンウの所属事務所The Queen AMCの関係者が口を開いた。
この関係者は韓国メディア『OSEN』に対し、「『一食お願いします』の撮影当時、自宅に一人でいたキム・スンウが撮影チームを見て、喜んで即興的に撮影に臨んだのは事実だ。ただし、記事で報じられた3~4時間ではなく、約30分間撮影が行われた」と説明した。
さらに、「当時、キム・スンウは少し飲酒していたが、その状態で撮影が進行中であるという事実をマネジメント側が遅れて知った。YouTubeではなく地上波放送の撮影であるにもかかわらず、飲酒状態で臨むのはあり得ないことであり、リスクを考慮してやむを得ず撮影の中断を決定した。撮影不可の立場をキム・スンウに伝え、制作陣にも理解を求めた」と付け加えた。
所属事務所側の説明を聞いた撮影チームも事情を理解し、ミッション失敗という形で放送されることになった。一種のハプニングだったに過ぎないという関係者は、「深刻な状況であれば担当のPDも抗議したはずだが、理解してくださり、失敗という形で終えると言ってくださった」と明かす。
なお、JTBC『一食お願いします』は8月26日に最終回を迎えた。最高視聴率は3.1%(第1回)であった。
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