時代劇『トンイ』では、好感を持てるキャラクターがたくさん出てくるが、その一方で、悪役となってドラマをかきまわす「嫌われキャラ」も意外と多い。そこで、今回はトンイ(演者ハン・ヒョジュ)や仁顕(イニョン)王后(演者パク・ハソン)に悪事を仕掛けるような悪役たちをランキング形式でピックアップしてみよう。
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●5位/オ・ユン(演者チェ・チョルホ)
罪人を取り調べる義禁府(ウィグムブ)の役人である。根は悪い人間ではないのだが、叔父であるオ・テソクの手先となっており、張禧嬪を支援するために仁顕王后を追い詰める役を担っている。それだけにトンイのことも警戒している。立場上で悪役にならざるを得ない男なのだ。
●4位/オ・テソク(演者チョン・ドンファン)
西人派と対抗している南人派の重鎮であり、張禧嬪を利用して政権の主導権を取ろうと画策している。権力を手中に収めるためにはどんな手段でもやり抜くという冷酷な性格を持っており、油断できないワルの一番手だ。
●3位/ユ尚宮(演者イム・ソンミン)
監察府(カムチャルブ)の女官であり、尚宮(サングン)という高い地位についている。張禧嬪の味方をしているので、トインのことも何とか追い出そうと企んでいる。実際に、出世だけを考えている狡猾な女性である。
●2位/張禧嬪 (チャン・ヒビン/演者イ・ソヨン)
韓国時代劇で一番有名な悪役キャラだ。『トンイ』ではイ・ソヨンが演じて知性派の面も見せていたのだが、王妃になれる可能性が出てきてすっかり変わった。仁顕王后を廃妃に追い込むために、どんどん悪事に手を染めていった。
●1位/張希載(チャン・ヒジェ/演者キム・ユソク)
妹の張禧嬪の威光を利用して利権を独占しようとするキャラであり、『トンイ』で露骨な悪役になっている。性格が極端に悪く、態度も横柄で、さらに残虐だ。まさに、救いようがないワルだ。しかも、仁顕王后を支えているトンイの命を狙い続けており、この男の動向からは絶対に目が離せない。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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