女優カン・ハンナがドラマ『暴君のシェフ』で見せる緻密な演技と深みのある表現力が、好評を博している。
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カン・ハンナは劇中、目的を果たすためには手段を選ばない“宮廷の実力者”淑媛カン・モクジュ役を熱演。その執念深さを鮮明に描き出した。
カン・モクジュは詩や絵、音楽に秀でた絶世の美女だが、優雅な外見の裏には欲望と策略を秘めた二面性のある人物。カン・ハンナは気品ある姿の中に潜む執着や嫉妬、不安を説得力たっぷりに演じ切った。
先週末に放送された第3、4話では、王イ・ホン(演者イ・チェミン)が新たな女性ヨン・ジヨン(演者イム・ユナ)を宮中に迎え入れると、激しく嫉妬心を爆発させるモクジュの姿が描かれた。
彼女は大妃をけしかけて料理対決を提案し、巧妙な言葉でヨン・ジヨンを揺さぶりながら彼女を宮外へ追い出そうと画策。最終的に、対決を仕掛けたのがカン・モクジュだと判明し、王の疑念を買うことになりドラマの緊張感を一層高めた。
カン・ハンナは単なる悪役にとどまらず、権力への執念と心の奥底にある不安を同時に抱えるカン・モクジュの複雑な心理を丁寧に表現。気品ある美貌の陰に潜む感情の揺らぎを巧みに描き、キャラクターの立体感を際立たせた。
さらに、時代劇ならではの格調高く明瞭な発声と、華やかな赤い韓服姿が相まってキャラクターの存在感を一層強調していると好評を得ている。
カン・ハンナが出演する『暴君のシェフ』は、毎週土・日曜日21時10分に放送中。Netflixでも配信中。
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