人気ウェブ小説『ハーレムの男たち』がペ・スジを筆頭にキャスティングのニュースが続々と伝えられるなか、後宮役を務める俳優たちのキャスティングも最終段階に入った。
韓国メディア『OSEN』の取材を総合すると、俳優シン・スンホ、キム・ダン、ユ・ジョンフが『ハーレムの男たち』(脚本 ファン・ジニョン、演出 イ・ウンボク)に出演する。
これに関連して、シン・スンホの所属事務所キングコング by STARSHIPは「出演を提案され検討中の作品」と明かし、キム・ダン側は「出演を協議している段階」、ユ・ジョンフの所属事務所アーティストカンパニーは「出演について前向きに協議中のありがたい状況だ」とそれぞれ立場を伝えた。
シン・スンホは2018年のウェブドラマ『A-TEEN』でデビュー後、『十八の瞬間』『恋するアプリ』『契約友情』『D.P.』シリーズ、『弱いヒーロー Class 1』『還魂』、映画『パイロット』『全知的読者視点』『Only God Knows Everything』など、ジャンルを問わず幅広い作品に出演して活躍してきた。
キム・ダンは今年SBSドラマ『TRY:私たちは奇跡になる』でデビューした新人で、現在ムヌン役を演じて視聴者の注目を集めている。特にキム・ヨハン、パク・ジョンヨンと繰り広げる微妙な三角関係で熱い人気を得ている。
ユ・ジョンフは2022年のウェブドラマ『バッドガールフレンド』でデビュー後、『ニュー恋愛プレイリスト』『清潭国際高校』『アッシドゥリアン』『怪しい彼女』などに出演。最近はKBSドラマ『僕の彼女は男前』で、キム・ジウン(演者 アリン)が男に変わったキャラクター、キム・ジフン役を務め注目された。
『ハーレムの男たち』は、作家アルファタルトのネイバーウェブ小説を原作とし、タリウム帝国の女皇帝ラティルが皇帝の座を守るために男性後宮を迎え入れながら繰り広げられる宮廷ロマンスファンタジーである。
2020年3月から2023年6月まで連載されたこの小説は累計2140万ダウンロードを記録し、さらにウェブ漫画化もされ、国内外で大きな人気を得てきた。特に実写化への関心が高まっていた作品だ。
女皇帝ラティル役にはペ・スジが出演を検討中とのニュースが『OSEN』を通じて初めて報じられ、俳優イ・スヒョクとDEXが後宮として出演するとの情報も伝えられた。
そして今回、シン・スンホ、キム・ダン、ユ・ジョンフも後宮役を務めることになった。ただし具体的な役柄については制作会社内でも極秘扱いで、詳細は明かされていない。
『ハーレムの男たち』の演出は、ドラマ『太陽の末裔』『トッケビ』『ミスター・サンシャイン』『Sweet Home』シリーズを手掛けたイ・ウンボク監督が担当。脚本は『恋人』を執筆したファン・ジニョン作家が加わり、作品に厚みをもたらす予定である。制作はスタジオドラゴンが手掛ける。
『ハーレムの男たち』はキャスティングを終えたのち、来年初めに本格的な撮影に入る見通しだ。
(記事提供=OSEN)
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