8月6日午後、ソウル・龍山区漢江路にあるCGV龍山アイパークモールにて、映画『悪魔が引っ越してきた』(原題)のマスコミ試写会および記者懇談会が開催された。
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会場には主演のイム・ユナ、アン・ボヒョン、チュ・ヒョニョン、そしてイ・サングン監督が登壇し、作品への想いを語った。
本作は、夜になると“悪魔”に豹変する女性ソンジ(演者イム・ユナ)と、彼女を監視する奇妙なアルバイトに巻き込まれた無職の青年ギルグ(演者アン・ボヒョン)の騒動を描く、コメディ映画だ。
ユナは「今日初めて完成した映画を観ました。撮影時の記憶がよみがえりつつ、監督がどのように作品を仕上げてくださったのかを思い返しながら観ました。演じていたとき以上に感情が揺さぶられ、感慨深かったです」と感想を述べ、共演者たちの演技にも惜しみない称賛を送った。
昼と夜でまったく異なる顔を見せる“ソンジ”という難役を担ったユナは、外見・内面ともに大胆な演じ分けに挑戦。「昼は清楚で内向的な雰囲気に、夜は大胆で華やかなスタイリングにしました。ネイルやカラコンまで細部にこだわり、話し方や声のトーンも一変させました」と、役作りへのこだわりを明かした。
これまで『コンフィデンシャル/共助』や『EXIT イグジット』などでコメディ演技に挑戦し好評を博してきたユナだが、本作のソンジ役は「これまでで最もエネルギッシュなキャラクター」と語る。
「遠慮せず思い切り演じることができました。台本を読んだときは、以前『EXIT』でご一緒した監督という安心感もあり、どんなふうに仕上がるのか楽しみでした。“こんな表現しても大丈夫かな?”と不安になる場面もありましたが、監督の的確なディレクションのおかげで、安心して全力を出すことができました」と、現場でのエピソードを振り返った。
なお映画『悪魔が引っ越してきた』は、8月13日より韓国で公開予定。
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