イ・ジュニョクの初アジアファンミーティングツアー『2025 LEE JUN HYUK “LET ME IN”』が、ソウル・延世大学大講堂での公演を最後に大盛況のうちに幕を閉じた。
今回のツアーは、バンコクを皮切りに、東京、台北、マニラ、マカオとアジア主要都市を巡り、最終地のソウルでフィナーレを迎えた。
彼はこれまでの出演作に登場するキャラクターたちを舞台に再現し、演技とパフォーマンスを融合させた新しい形式のファンミーティングを披露。ファンからは大きな歓声が送られた。
ツアー中、ドラマ『わたしの完璧な秘書』で海外ファンと本格的に出会ったイ・ジュニョクは、ファンの間で人気のキャラクターであるユ・ウノの魅力を余すところなく再現した。
ドラマの舞台裏トークはもちろん、印象的な名場面を実演するコーナーでは、観客からも歓声が上がった。
また、ユ・ウノの衣装をそのまま身にまとい、観客席を回ってファンに直接あいさつを交わす場面では、まるで現実とドラマが交錯するような特別な時間となった。
ソウル公演では、イ・ジュニョクのこれまでのフィルモグラフィーを深掘りするコーナー“Let Me Check”からスタートした。
デビュー初期の映像からファンが参加したアンケートをもとに作品を語る時間まで、笑いが絶えない内容になった。
2階席にサプライズ登場したイ・ジュニョクが、ファンの手紙を1つ1つ読み上げて思いを伝える時間もあり、真摯な姿勢がより一層ファンの心を打った。
クライマックスでは、ソウル公演限定のスペシャルステージも披露。韓国の視聴者に愛されたキャラクターたちを次々に再現し、まさに“キャラクターショー”ともいえる圧巻のパフォーマンスを見せた。
『怪しい三兄弟』のキム・イサン、『サバイバー:60日間の大統領』のオ・ヨンソク、『良いが悪い、ドンジェ』のソ・ドンジェ、『広場』のナム・ギソク、そして『わたしの完璧な秘書』のユ・ウノまで。
演技、衣装、雰囲気すべてがスクリーンそのままに舞台上に蘇り、最後の最後まで熱気は冷めなかった。
この唯一無二のステージは、18年のキャリアを持つイ・ジュニョクだからこそ可能だった。彼の真摯な想いが込められたファンのための舞台は、多くの観客に強い感動を残した。
“ファンミーティングをジャンルに例えるなら?”という質問に彼は、「当初はブラックコメディかと思っていたけれど、やってみたらメロドラマだった」と語った。
この言葉通り、彼の初アジアツアー『LET ME IN』は、ファンにとっても“メロドラマのワンシーン”のように記憶されるだろう。
なおイ・ジュニョクは、次回作で再び視聴者のもとへ戻ってくる予定だ。Netflixシリーズ『レディー・ドゥア』の撮影を終えたばかりで、現在はTVINGオリジナル『ロト1等も出勤します』の撮影を控えている。今後も新たなキャラクターに挑戦し続ける彼の活躍から目が離せない。
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