『グッドボーイ』でコワモテのイメージをガラリと変えたホ・ソンテの意外性

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人気ドラマの出演によって、キャスティングされた俳優の印象も大きく変わる。日本ではPrime Videoで配信中の『グッドボーイ』でコ・マンシクを演じているホ・ソンテも、ちょっと恐そうな外見から一転して温かみのあるキャラで好評だ。

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コ・マンシクは確かに、人情味がある好人物だ。もともとレスリング選手であり、相手を倒すより自分が耐え抜くというスタイルでアジア大会の銅メダルを獲得した。そして、メダリストの特別採用で警察官になった。

それから14年後、再びメダリストが警察に特別採用される制度ができて、パク・ボゴムが演じるユン・ドンジュたちが警察署に入ってきた。

そんな元スポーツ選手たちを束ねて、コ・マンシクは強力特捜チームを結成してチーム長になった。彼は出世を目指すためなら何でもやる男であり、特別採用の警察官を束ねることに生き甲斐を見つけている。

一見すると、ガラが悪くて強圧的な態度を取る男だが、面倒見がとてもいい。たとえば、問題ばかり起こしているユン・ドンジュのことをいつもかばっている。

ホ・ソンテ
『グッドボーイ』でコ・マンシクを扮しているホ・ソンテ

自身のイメージ刷新になった会心作

特に、ユン・ドンジュが宿敵の関税庁職員ミン・ジュヨン(演者オ・ジョンセ)を殴りすぎて病院送りにしたときもそうだ。不祥事として処理され、強力特捜チームの解散も噂されていたが、そんなときでもコ・マンシクはユン・ドンジュを守り続けた。

結果的にユン・ドンジュがミン・ジュヨンに詫びる形を取り、強力特捜チームの解散はなくなった。こうしてコ・マンシクのチーム長としての役割が存続したのだが、そんなコ・マンシクをホ・ソンテが体当たりで演じている。

今までの先入観でホ・ソンテを見ると悪役のイメージが強すぎるが、『グッドボーイ』のストーリーが展開するたびに、好感度がどんどんアップしている。

特に、無理して笑うときには、なかなかの愛嬌もあって意外性が受けている。こうして、『グッドボーイ』はホ・ソンテにとっても、自分のイメージ刷新の好アシストになってくれた会心作になっている。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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