チェ・ジウがかつて日本で主演したドラマの相手役は「あのイケメン」

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今から20年前のことだ。2005年、TBSがテレビ放送50周年特別企画として制作したのが『輪舞曲(ロンド)』だった。チェ・ジウと竹野内豊の共演が最大の話題となった。

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2人が演じるのは謎めいた男女…男は闇の組織に潜入する捜査官、女は父を探しに来日した韓国人。日本と韓国の現実を背負って、2人は荒波の中で運命的に出会うが、現実のテレビの世界でも、この作品が日韓ドラマに新しい流れをもたらすと期待された。

TBSは、考えられる最高級のスタッフを集結させて制作に取り組んだ。そんな超大作に韓国の女優が主役として登場するという意味は大きい。

なにしろ、友好ムード的な日韓合作の単発ドラマと違って、連続ドラマとなると言葉の違い、日韓の制作環境の違いなどの様々な問題が発生しがちだ。それだけに、制作現場で出演者とスタッフが一体感をもつことが難しいのだが、TBSは果敢に壁を乗り越えようと奮闘した。

そして、竹之内豊とチェ・ジウという日韓の2大スターの共演が実現した。甘く切ないラブストーリーができあがるのかと思ったら、日韓の闇社会を描くという特異な設定が物語の核になっている。

チェ・ジウ
チェ・ジウは今や韓国ドラマ界のレジェンドになっている

慣れない撮影環境

しかも、ミステリアスな展開の中で徐々に芽生える恋愛は、とても激しく、より運命的だ。しかも、生まれも育ちも違う男女の激情は、ぶつかりあう度に愛の深さと苦しみを如実に浮き上がらせる。そんなドラマだった。

チェ・ジウは、当初精神的な負担が大きかったという。慣れない撮影環境も心配の種だった。しかし、実際に撮影が始まると、プレッシャーから一気に解放された。特に、共演相手の竹野内豊の協力が大きかったという。

「最初に握手をしたとき、目に力がありカリスマ性をもった俳優さんだと思いました。はじめは言葉が通じず心配でしたが、すぐに呼吸が合って楽しく撮影できています」

竹野内豊もチェ・ジウとは非常に息が合うと語った。

「チェ・ジウさんは自然で無理をしないので共演していても楽です。彼女はまた、現場で周囲の人に対する気配りを忘れないし、撮影を見学しているファンに対するサービスもしっかりしています。とても優しい方だと思います」

撮影現場の雰囲気がとてもいいと称賛した2人の演技力のおかげで、『輪舞曲(ロンド)』の制作は期待どおりに成功をおさめた。

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