『風と雲と雨』『ガウス電子~僕らの社内恋愛マニュアル~』などに出演した女優コ・ソンヒ(34)が昨年、第一子となる長女を出産していたことが明らかになった。
所属事務所MSteamエンターテインメントは4月30日、本サイト掲載メディア『OSEN』お取材に対し、「コ・ソンヒが昨年、娘を出産し、最近は1歳のトルチャンチ(韓国の伝統的な初誕生日祝い)も終えた」と明らかにした。
続けて「現在は育児に専念しており、次回作についてはゆっくりと検討中」と付け加えた。
活動を休止した理由が出産と育児だったことが明かされ、ファンの疑問が解消された。
コ・ソンヒは2022年11月、一般男性と結婚。
交際報道もない中で突然の結婚発表となり、所属事務所を通じて「挙式は家族と親しい知人のみで非公開で行い、相手が一般人であるため詳細は控える」と慎重な姿勢を示していた。
結婚後には自身のSNSで「多くの応援のおかげで幸せな結婚式を挙げることができました。これからも温かく見守ってください」と感謝の気持ちを綴っていた。
その後はENAドラマ『ガウス電子』を最後に活動を休止し、SNSでたびたび近況を伝えていたものの、昨年2月以降は音沙汰がなく「引退したのでは」という憶測も一部で広がっていた。
しかし実際には、静かに妊娠と出産の準備をしていたということで、空白期の理由が判明された。
所属事務所によると、現在は国内外のさまざまな作品を検討中で、復帰に向けた準備を進めているという。
コ・ソンヒは2013年に映画『悪魔の倫理学』で女優デビュー。
出演作にはドラマ『ミス・コリア』『夜警日誌』『スパイ~愛を守るもの~』『マザー~無償の愛~』『SUITS/スーツ~運命の選択~』『風と雲と雨』『ガウス電子』などがある。
特に『マザー~無償の愛~』では児童虐待をする冷酷な母親役で強烈な印象を残し、『風と雲と雨』では人の未来を見通す神力を持つヒロインのボンリョンを演じた。
女優としてだけでなく、洗練された都市的イメージで広告でも活躍してきた彼女。出産という人生の大きな節目を経て、「母コ・ソンヒ」としての新たな一面を加えた今、今後どのような役柄や作品で復帰するか、関心が高まっている。
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