美しくて切ないロマンス、『君は天国でも美しい』が描く幻想と現実を往来する“天国ライフ”の真実

2025年04月24日 話題 #新作ドラマ #OSEN #写真
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『君は天国でも美しい』の出演者たちが熱演を通じて視聴者の心をつかんだ。

JTBCの新ドラマ『君は天国でも美しい』が放送開始とともに、軽妙な笑いの裏に温かな感動を湛えた“現世超越ロマンス”の幕を開けた。

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誰も体験したことはないが、誰もが一度は想像したであろう“死”、そして“天国”と“地獄”をまたぐ死後の世界という題材自体が非常に興味深い。

重苦しくなりがちなテーマを、キム・ソクユン監督とイ・ナムギュ、キム・スジン両作家ならではのウィットと感性でユニークに描き出している。特に、現実と幻想を行き来しながら“天国の世界観”に説得力と没入感を与えた俳優陣の活躍には称賛の声が相次いでいる。

キム・ヘジャの復帰はまばゆいものであった。制作発表会で本作を“キム・ヘジャ・プロジェクト”と表現したキム・ソクユン監督の言葉通り、キム・ヘジャはイ・ヘスクというキャラクターをまるでオーダーメイドの衣装のように完璧にまとい、物語を牽引した。

現世では、長年の苦労を背負いながらもたくましく生きる日雇い労働者として、そして60年間連れ添った夫に対してはいまだに少女のように愛らしい妻として、死後の世界では素直でユーモラスな魅力を持つ“天国の新入り住民”として多彩な表情を見せた。

天国で30代に若返った夫との再会に続き、謎の女性ソミ(演者ハン・ジミン)の登場によって始まったダイナミックな天国ライフに、今後どのような展開が待ち受けているのか関心が高まっている。

(写真=JTBC)

ソン・ソックはキム・ヘジャの夫役として、あの世ならではのユニークなケミストリーを完成させた。

第1話のラストでは、初登場ながらもユーモアたっぷりのリアクションで笑いを誘い、前作での強烈なイメージを一新して演技の幅を広げた。コメディからメロドラマまで自在に行き来しながらキャラクターを見事に演じきった。

80歳で天国に到着した妻イ・ヘスクに対し、優しさととぼけた愛嬌で接する姿はまさに“愛妻家ナムピョン”コ・ナクジュンそのものであった。

そして第2話の終盤には、ハン・ジミンが本格登場し期待感が高まった。

イ・ヘスクとコ・ナクジュン夫妻の間に再び波乱の風を吹き込む存在として登場したソミは、物語の雰囲気を一気に転換させた。ハン・ジミンの無垢な瞳とあどけない笑顔は、キャラクターのミステリアスな側面をより際立たせた。徐々にベールを脱ぎながら明かされていく彼女の正体と秘密に関心が集まっている。

イ・ジョンウンは初回から視聴者の涙と笑いを誘う立役者であった。イ・ヨンエを演じた彼女は、個性的なスタイルと大胆なビジュアルチェンジで注目を集め、劇中ではイ・ヘスクに家族以上の情を抱く演技で胸を打った。

特に、2人の縁が始まった過去のエピソードには深い感動があり、イ・ヘスクを忘れられずに飛び出すラストの姿は今後の展開への期待を高めた。

天国の物語が本格化した第2話では、“センター長”役のチョン・ホジンが存在感を発揮。想像力豊かな「天国」の中で視聴者を導く重要な役割を担い、真剣なカリスマ性の中に意外性あるコミカルな演技を織り交ぜ、彼の熟練した演技力を再確認させた。

さらに、第2話のラストには“牧師”役のリュ・ドクファンが登場を予告し、注目を集めた。予告映像では「ずいぶんゆっくり来るんですね、信徒さん」とイ・ヘスクを待つ姿が描かれ、2人の初対面への関心が高まっている。

『君は天国でも美しい』は毎週土曜日22時40分、日曜日22時30分に放送されている。

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