Netflixシリーズ『弱いヒーロー Class 2』が、4月25日（金）に全世界同時配信される。
本作は、友人を守るために暴力に立ち向かったものの、それを守りきれなかったというトラウマを抱え、転校先の銀章高校で再出発することになった模範生ヨン・シウンが、二度と大切な人を失わないために、さらに過酷な暴力と対峙していく…という壮絶なサバイバルストーリーであり、同時にまばゆい成長の物語でもある。
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シーズン1である『弱いヒーロー Class 1』は、Netflix配信開始から2週連続で非英語シリーズTOP10入りを果たし、続編『弱いヒーロー Class 2』への期待も高まる中、ユ・スミン監督と総括プロデューサーのハン・ジュニ監督がその魅力を語った。
ユ・スミン監督はこのシリーズについて「誰もが経験する“少年から大人になる過程”の物語だ。思春期特有の純粋さや本能的な感情が色濃く表れている点が本作の魅力」と語り、「『Class 2』では“和解”というキーワードを通じて、ヨン・シウンのさらなる成長を描こうとした」と明かした。
また、ハン・ジュニ監督は次のように語っている。
「スケールもアクションも前作よりさらにパワーアップしているが、何よりも『弱いヒーロー Class 2』は主人公ヨン・シウンの“次の章”であることから、より深い感情と情緒が込められている。傷つき、すべてを失った彼が、再び立ち上がってどんな物語を紡いでいくのか、ぜひ注目してほしい」
ヨン・シウンの優れた頭脳を活かした独自の“ブレイン・アクション”は今作でも健在。ユ監督は「『弱いヒーロー Class 2』では、彼のアクションがより切実で苛烈なものとなり、彼が何のために戦うのかにフォーカスした」と語る。
さらに「多彩なキャラクターと、それぞれに合わせたアクション・コンセプトがぶつかり合うことで、アクションの快感が一層高まるだろう」とし、感情の深まりとともに増したアクションの見応えを予告した。
美術、セット、音楽といった作品全体のディテールにも細心の注意を払ったと語るユ・スミン監督は、原作のテイストを大切にしながらも、最大限リアルにこだわったと明かした。
実際に学校の建物を開放型のセットとして使用した銀章高校は、教室だけでなく、パク・フミン（演者リョウン）とコ・ヒョンタク（演者イ・ミンジェ）のバスケ部室や、チェ・ヒョマン（演者ユ・スビン）のアジトなど、校内のさまざまな空間をリアルに再現している。空間の広さや配置、小道具、雰囲気などにも工夫を凝らし、教室内の無言の秩序が伝わるよう構築された。
登場人物たちの感情に寄り添う撮影や音楽も、本作の重要なポイントだ。『弱いヒーロー Class 2』ではジャンル色がより濃くなるぶん、キャラクターの感情とミザンセーヌの完成度を高めるために、カメラや照明のアプローチも新たに設計されたという。
ユ・スミン監督は「『弱いヒーロー Class 1』が青みがかった夏の物語なら、『弱いヒーロー Class 2』は琥珀色の冬として接続点を探した。どちらも一続きの物語だが、微妙に異なるアプローチをしているため、音楽もその中間点を意識して制作した」と語り、シリーズ全体のつながりを重視した演出を強調した。
何より、ヨン・シウンの成長と共により深みを増した演技を見せるパク・ジフンをはじめ、リョウン、チェ・ミニョン、ユ・スビン、ペ・ナラ、イ・ミンジェ、イ・ジュニョンといった若手俳優陣による新たなキャラクターの共演にも熱い期待が集まっている。
ユ・スミン監督は俳優たちへの厚い信頼をにじませ、「パク・ジフンさんの体と心がすでに“ヨン・シウン”を覚えていて、悩ましい部分も自分自身で解決してくれた。本当にありがたかった」と絶賛。
ハン・ジュニ監督も「パク・ジフンさんが演じるヨン・シウンの姿を、モニター越しに“最初の観客”として見られることは光栄だった」と並々ならぬ愛情を語った。
さらに、「ヨン・シウンの前に現れる新しい人物たちは、友にも敵にもなり得る存在。彼がそこで経験する友情や葛藤のドラマも楽しんでほしい。また、銀章高校と連合チームを代表する“パク・フミン”と“ナ・ベクジン”の関係性も見どころの一つ」と述べ、視聴者の好奇心を一層かき立てた。
Netflixシリーズ『弱いヒーロー Class 2』は、4月25日（金）よりNetflixで全世界同時配信される。
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