歌手兼俳優のイ・スンギが、所属事務所HOOKエンターテインメントとの精算金をめぐる訴訟で勝訴した。裁判所はHOOKエンターテインメントに対し、イ・スンギへ5億8700万ウォン(約6.6億円相当)を支払うよう命じた。
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ソウル中央地裁民事合議20部(裁判長:イ・セラ)は4月4日、HOOKエンターテインメントがイ・スンギを相手取って起こした“債務不存在確認訴訟”の一審判決で、「反訴被告(HOOKエンターテインメント)は、反訴原告(イ・スンギ)に5億7800万ウォンおよび遅延利息を支払え」との判決を下した。
イ・スンギは2022年から、当時所属していたHOOKエンターテインメントと精算金をめぐって対立していた。
彼はデビューから18年間、一度も音源使用料の精算を受けていなかったとして内容証明を送付し、全アルバムの流通による収益明細の公開と未払い音源料の精算を求めた。
これに対してHOOKエンターテインメント側は「2021年に専属契約を結んだ際、過去の精算内容などを双方で確認し、金銭的な債務関係は整理済みだ。その旨を記した合意書も作成した」と反論。しかしイ・スンギは「事実無根の主張だ」として、専属契約の解除通知を送った。
その後、HOOKエンターテインメント側は「イ・スンギ側が要求した金額と、実際に精算すべき金額との間に大きな差があり、合意に至れなかった」と説明した。
さらに「13億ウォンの精算金とは別に、イ・スンギに未払いだった精算金29億ウォンと遅延利息12億ウォンも全額支払った」と主張し、精算金に関する争いを終結させるべく「債務は存在しない」とする訴訟を起こしたうえで、「過剰に精算しすぎた」として、広告手数料約9億ウォンの返還を求める立場をとった。
これに対してイ・スンギは「今朝、約50億ウォンが自分の口座に入金されたという通知を受け取ったが、どのような根拠で、どんな計算方法で算出されたのか全く分からない。HOOKエンターテインメントの計算方法は理解できず、今後も法廷で争うことになるだろう」との考えを示した。
また、イ・スンギは「HOOKエンターテインメント側はデビュー以来18年もの間、音源収益が発生していた事実を隠し、精算しなかった。最近の通報によって、HOOKエンターテインメントの現・元役員が広告モデル料の一部を着服していたことも判明した」と明かし、「その件について異議を唱えたところ、ようやく事実を認め、広告料と遅延利息あわせて約6億3000万ウォンを支払った」と述べた。
そして、HOOKエンターテインメントの役員たちを“業務上横領および詐欺”の疑いで告訴している。さらにイ・スンギは、未精算分の金額を全額寄付する意向を明らかにしている。
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