新作ドラマ『あいつは黒炎竜』はU-NEXTで配信中だ。チェ・ヒョヌクが演じるのは、ヨンソン百貨店戦略企画本部の本部長パン・ジュヨンだ。そして、ムン・ガヨンが扮するのが企画チーム長のペク・スジョンである。
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このペク・スジョンはとてつもなく優秀だ。ヨンソン百貨店において最年少で企画チーム長になったほどの女性だ。
10代の頃の彼女は母親がいない中で、父親と弟を支えてしっかり家族で頑張ってきた。さらに受験勉強に励んで大学に入り、卒業してから大企業のヨンソン百貨店に入社した。誰にも負けないという強い気持ちで励んだおかげで、企画チーム長として頭角を現すことができた。
その時についたニックネームが本部長キラー。上司である本部長を次々に退任に追い込むという凄腕なのだ。
ペク・スジョンは誰よりも一番働いていて、しかも企画能力が抜群に優れている。部下の提案してくる企画を次々と却下して、何でも自分でこなしてしまう。実際、ペク・スジョンのような上司がいたら、部下は2つの選択しかない。
とにかく彼女のように猛烈に働き続けるか、あるいは、もう諦めて他の部署への異動を祈りながら無難に過ごすか。いずれにしても、ペク・スジョンのようなチーム長がいたら本当に大変だ。
そんなペク・スジョンは、新しく入ってきた本部長パン・ジュヨンが創業オーナーの孫だと知っても決して驚かない。年が5つも下だから、むしろタメグチを言うくらいの強気な姿勢を見せていた。
さらに、パン・ジュヨンのプライベートを覗くことになり、そのオタク生活にびっくりさせられた。しかし、徐々に好意的な感情が湧き上がってきて、ついには出張中に宿泊した民家でパン・ジュヨンからキスされるという事態になった。
「完全に愛されている」
そう感じたのだが、その割にパン・ジュヨンは急にそっけなくなった。ペク・スジョンは憤慨して、わざと「お見合い」をすることになったのだが、それだけで済むはずがない。これからのペク・スジョンの逆襲が本当に興味深い。
文=大地 康
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