「重ねた経験と確かな演技力」がイ・ミンホを別格俳優に導いた

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イ・ミンホはコン・ヒョジンと共演し、最新作『星がウワサするから』に主演している。彼の持つ圧倒的な存在感は今回も健在であり、まるで夜空に浮かぶ星のように輝いている。

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そんなイ・ミンホが初めて世間の注目を浴びたのは、『花より男子~Boys Over flowers』(2009年)であり、その鮮烈なブレイクはまさに時代の風を変えた。しかし、彼が俳優として真の演技派としての地位を確立したのは『シンイ-信義-』(2012年)であった。

イ・ミンホは高麗時代の義に厚い武士チェ・ヨンを演じた。物語は、高麗時代から始まる。若き国王の盾として立つチェ・ヨンは、突然の刺客の襲撃により、混沌とした戦場に立たされる。激しい防戦の中、王妃が重傷を負い、事態は一層緊迫したものとなった。

この窮地において、唯一王妃を救えるのは「神医(シンイ)」と呼ばれる特別な存在だけであった。チェ・ヨンは必死の想いで「神医」を求め、いつしか彼は謎めいた天界へと足を踏み入れていた。そして2012年のソウルにたどり着き、キム・ヒソンが演じる整形外科医ユ・ウンスに出会う。

チェ・ヨンの胸には、時を超えても変わらぬ信念の炎が燃えており、彼は王妃の命を救うためにユ・ウンスを660年前の世界へと連れ帰る……こうした展開を通して、イ・ミンホは毅然とした武士の姿を鮮やかに描き出し、その迫力ある演技で視聴者の心を掴んだ。

イ・ミンホ
『星がウワサするから』に主演しているイ・ミンホ(写真提供=OSEN)

俳優としての充実期

その後、イ・ミンホが主演した『相続者たち』で彼は財閥企業の会長の息子キム・タンを演じた。上流階級の歪んだ価値観に翻弄されるキム・タンの姿を通して、イ・ミンホは人生の本質的な価値を穏やかに伝えてくれた。

以後のイ・ミンホは、『青い海の伝説』『ザ・キング:永遠の君主』『Pachinko パチンコ』といった話題作でも次々と主演を務め、その存在感は揺るぎないものとなった。そして、『星がウワサするから』へとたどり着いた。

今年で38歳を迎えるイ・ミンホは、まさに俳優としての充実期にいる。積み重ねてきた経験と確かな演技力が、彼のさらなる飛躍を約束している。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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