大逆転のイ・ドンゴン!芸能界入りに大反対だった父親をどう説得したのか

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イ・ドンゴンといえば、時代劇『七日の王妃』(2017年)での燕山君(ヨンサングン)の役が強烈だった。悪名高い暴君を迫力満点に演じて、凄まじい個性を見せていた。その後もイ・ドンゴンの名演技は続き、Netflixオリジナルの『セレブリティ』(2023年)でも存在感を大いに発揮した。

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そんなイ・ドンゴンが芸能界に入ったきっかけがとてもユニークだ。彼は幼い頃から歌手をずっと夢見ていた。大学にしても、音楽を学ぶために進学しようと考えた。しかし、保守的な父親は安定した会社員になることを望み、息子のやることに強く反対ばかりだった。それでも音楽こそが自分の人生だと信じたイ・ドンゴンは、父親と激しく対立した。 

そんな状況の中で、イ・ドンゴンは機転を利かせた。父親がたまたま海外出張している間に、韓国の著名なプロデューサーと電撃的に契約を結んでしまったのだ。これには、大反対だった父親も息子の意図を許すしかなかった。

イ・ドンゴンはアルバムを2枚リリースした。しかし、売上はまったく振るわなかった。まさに、どん底の時期となった。失意の中にいた彼のもとへ、偶然ドラマ出演のオファーが舞い込んだ。なんといっても、恵まれたルックスのおかげだった。

「やるしかない」

新たな挑戦として出演を決めたものの、当初は演技にそれほど興味を持てなかった。「自分はあくまでも音楽がメイン」という意識が強かったためだ。

イ・ドンゴン
個性派の俳優として高い評価を受けるイ・ドンゴン(写真提供=OSEN)

トップクラスの俳優の魅力

しかし、彼の思いこみとは裏腹にドラマの依頼が次々と舞い込み、2002年のドラマ『勝手にしやがれ』で一躍人気者となった。この作品が彼にとってターニングポイントとなる。共演者たちの演技に感心し、自らも演技の喜びを悟ったのだ。

続いて出演したのがドラマ『ランラン18歳』だった。若手検事を颯爽と演じて、俳優としての評価を確立した。さらに、メガヒットした『パリの恋人』では孤独でロマンチックな男を熱演し、トップクラスの俳優になった。

あのまま音楽にこだわっていたら……今のイ・ドンゴンはいなかったかもしれない。

構成=大地 康

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