イギリスの有力大衆文化専門誌『NME』が「2024年最高の韓国ドラマ10選」を発表したなか、tvN、TVINGを抱えるCJ ENMが手がけた作品がトップ3を席巻した。
『NME』が今年最高の韓国ドラマ1位に選んだのは、tvNで歴代視聴率1位に輝いた『涙の女王』だった。
同作はNetflixでも世界同時配信され、累計視聴回数2920万回、視聴時間6億8260万時間と、今年配信された韓国ドラマの中で最高記録を達成している。
『NME』は「エイサップ・ロッキーやリアーナのような人気ポップスターたちも『涙の女王』を楽しむ姿が目撃された」とし、幅広い視聴者層を魅了したグローバルな人気について説明した。
2位に選ばれたのは、2024年放送ドラマの話題性1位に輝く『ソンジェ背負って走れ』だった。
『NME』は「クリシェのバランスをとった」と好評。先立ってアメリカのニュース雑誌『TIME』も『ソンジェ背負って走れ』を今年最高の韓国ドラマと絶賛している。
3位には、『私の夫と結婚して』が選定。
同作は、Prime Videoでの配信開始以来、グローバルデイリーTVショーランキングで韓国ドラマ初の1位という快挙を成した。アジアだけでなく、アメリカ(最高2位)、カナダ(最高1位)、フランス(最高2位)、イギリス(最高3位)などでも好成績を収めた。
CJ ENMは2024年、ドラマの相次ぐヒットにより、tvN開局以来初めて半期プライムタイム視聴率1位(2024年上半期、全国)を達成した。
上半期には全ドラマを対象にした話題性分析でtvNのドラマが計21も1位になり、話題性の占有率が80%以上を記録した。
業界ではメディアプラットフォームが多様化する中で、CJ ENMがテレビドラマの新たなルネサンスを切り開いたと評価されている。
さらに、テレビチャンネルのみならず、Prime Videoや日本のU-NEXTなど、さまざまなグローバルOTTプラットフォームにIPを流通する戦略によってコンテンツの価値評価を大幅に拡大することにも成功したと評価されている。
(記事提供=OSEN)
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