10月8日、韓国・ソウル某所で演劇『エンジェルス・イン・アメリカ』に主演した俳優ユ・スンホのインタビューが行われた。
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『エンジェルス・イン・アメリカ』は、1980年代のアメリカを舞台に、人種、政治、宗教、性向などを理由に社会から疎外された人々の物語を約200分にわたって描く舞台。
ユ・スンホは、恋人と別れた後、不治の病にかかってやつれていく同性愛者のプライアー・ウォルター役を務めた。
2000年に子役としてデビューし、ドラマと映画で活躍してきたユ・スンホ。デビュー25年にして舞台に初挑戦し、俳優としての幅をさらに広げた。
「以前から舞台のオファーはたくさんいただいていたが、なかなか出演することができなかった」というユ・スンホ。
「自分は演技が上手な俳優ではないと思っていて、挑戦する勇気がなかった。でも、30代に入ってからは『楽なことばかりしていては成長しないのでは?』と感じるようになった。怖かったけど、一度くらいはぶつかってみようという気持ちになり、出演を決めた」
NGが許されない舞台のために膨大な努力を注いだという。
「一般的に『10 to 10』と言っているが、午前10時に集まって午後10時に練習が終わる。ダブルキャストの俳優さんもいて、同じキャラクターでも感情の表現が少しずつ異なっていた。そういう意味で、ソン・ホジュンさんの演技を見ながら少し真似たりもした。ダブルキャストの俳優同士で意見交換をしながら、キャラクターを作り上げていった。他の作品以上に戦友のような絆を感じたのは確かだ」
続けて「ソン・ホジュンさんにアドバイスをもらいたかったが、彼もすごく緊張していた(笑)。だから『一緒に乗り越えましょう』って声をかけた。それでも、自分より舞台経験が豊富な彼のほうが確実に落ち着いて見えた。同じように緊張していても、経験者とそうでない者の違いを感じた。お互いに支え合いながら公演した」と、ソン・ホジュンへの感謝の気持ちを示した。
30回に及ぶ上演の中で、スタンディングオベーションを受けた瞬間は忘れられないという。
「たった一度だけ、スタンディングオベーションを受けた。『拍手をもらう時、嬉しいと思うよ』と先輩に言われた。スタンディングオベーションを受けた時、2カ月の努力が報われる気がした。カーテンコールの後に泣いたりした。あの時の感情は、今までにないものだった。毎回公演が終わってファンに挨拶する時も『今日はこれがよかった、あれがよかった』と声をかけてくださって、とても感謝している」
彼は「舞台でお芝居をする時、観客が見えないふりをするけど、実は全部見える。反応が良い時は、私もテンションが上がる」と付け加えた。
(記事提供=OSEN)
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