ジュノ(2PM)とユナ(少女時代)が共演した『キング・ザ・ランド』は、華やかな雰囲気が満載のドラマだった舞台になっているのは一流の「キングホテル」だ。
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オーナーの御曹司であるク・ウォン(ジュノ)はイギリス留学で素晴らしい成績を上げて韓国に帰国してきた。そのままホテルの本部長として腕を振るっていく。
ただし、このク・ウォンというのは、あまりに個性的で、周囲が困ってしまうようなキャラクターなのだ。
ルックスは文句なしの最高レベルなのだが、とにかく無愛想だ。そのために、頭脳明晰だが、周囲との折り合いが問題となってしまう。
そんなク・ウォンと対照的だったのが、ユナが演じるチョン・サランであった。彼女は学歴不足がネックとなって「キングホテル」に就職するのが難しかったのだが、入社試験の面接で特別なスマイルを発揮して周囲の心を一気につかんでしまった。それによって特例で社員になることができた。
自分の持ち味がよくわかっているチョン・サランは、職場となるホテルにおいても常に最高の笑顔を見せてくれる。まさに「スマイル・プリンセス」そのもので、周囲をとことん和ませてくれる。
しかし、ク・ウォンはチョン・サランと相性が良くなかった。二人は最初の出会いからチグハグとなって冴えない雰囲気だ。それでも「キングホテル」では本部長と最優秀社員として一緒に仕事をすることになる。まさに対照的な2人だけに、衝突することが多かった。
そんなク・ウォンもやがてはチョン・サランに惹かれていく。そのきっかけになったのが、チョン・サランが見せる素晴らしい笑顔であった。
そんなチョン・サランを素敵に演じているユナも、本当に素敵なスマイルが似合う人だ。見ている人を幸せにしてくれるような女性なのだ。
これまでユナの演じてきたキャラクターを考えると、『キング・ザ・ランド』で演じたチョン・サランというのは、最高級の輝きを持っていた。
文=大地 康
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