テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『宮廷女官チャングムの誓い』は、イ・ヨンエが主人公チャングムを演じている時代劇である。本作で、チャングムの医術の師匠であるチャンドクを演じているのがキム・ヨジンだ。
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そんな彼女は、『宮廷女官チャングムの誓い』の他にも『イ・サン』『華政』といった時代劇作品にも出演している。
2007年から2008年に韓国MBCで放送された『イ・サン』は、朝鮮王朝第22代王・正祖(チョンジョ)の時代を舞台にした時代劇だ。
主人公の正祖ことイ・サンを演じるイ・ソジン、図画署の茶母(タモ)であるサンの幼なじみのソン・ソンヨンに扮するハン・ジミンが出演している。
さらに、正祖の祖父である21代王・英祖(ヨンジョ)を演じるイ・スンジェ、正祖の護衛官パク・テスに扮するイ・ジョンス、正祖の母である惠慶宮(ヘギョングン)を演じるキョン・ミリも演技を披露している。
ちなみに、キョン・ミリは『宮廷女官チャングムの誓い』でチェ女官長として出演している。
この『イ・サン』でキム・ヨジンは、英祖の二番目の正室である貞純(チョンスン)王妃に扮していた。
2015年に韓国MBCで放送された『華政』は、知られざる悲劇の王女・貞明(チョンミョン)公主の波瀾万丈の生涯を描いた時代劇だ。
本作には、パク・ヨンギュ扮する朝鮮王朝第14代王・宣祖(ソンジョ)の嫡女である貞明(チョンミョン)公主を演じるイ・ヨニ、15代王・光海君(クァンヘグン)を務めるチャ・スンウォン、16代王・仁祖(インジョ)に扮するキム・ジェウォンなどの名俳優たちが出演している。
この時代劇で、キム・ヨジンは光海君(クァンヘグン)に仕えた金介屎(キム・ゲシ)として登場していた。
上記の作品の他にも、時代劇では『雲が描いた月明り』のキム・ユジョン扮するホン・ラオンの母親のキム・ソサを演じていたキム・ヨジン。
今までにたくさんの有名な作品に登場してきた彼女は、デビュー作の『ディナーの後に(乙女たちの夕食)』で、1998年の19回青龍賞の女優新人賞と1999年の春史映画祭で新人賞を受賞している。
さらに、2000年には大鐘賞の助演女優賞、2002年には釜山映画評論家協会賞の女優助演賞を獲得した。
とにかく、今まで多くの作品に出演し、すばらしい演技を披露してきたキム・ヨジン。時代劇だけでなく現代劇でも活躍しており、
『梨泰院クラス』ではキム・ダミが演じたチョ・イソの母親役で登場している。
ぜひ『宮廷女官チャングムの誓い』のチャンドクとしての演技はもちろん、他の作品での彼女の演技に注目してほしい。
文=大地 康
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