テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『宮廷女官チャングムの誓い』は、7月25日のオンエアで第27話になった。このドラマは全54話で構成されているので、ちょうど半分を迎えていた。
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この回は、ドラマの重大な転換期になった。チャングム(イ・ヨンエ)の師匠であるハン尚宮(ヤン・ミギョン)は、せっかく水刺間(スラッカン)の最高(チェゴ)尚宮になったのだが、対抗していたチェ尚宮(キョン・ミリ)の陰謀によって大逆の罪をかぶせられてしまった。しかも、チャングムも同罪にされたのだ。
このとき、チャングムを救うはずのミン・ジョンホ(チ・ジニ)は、手も足も出せない状況に置かれてしまった。結局、チェ尚宮の後ろ盾になっていたオ・ギョモ(チョ・ギョンファン)の策略によって、ハン尚宮とチャングムは済州島(チェジュド)に流罪となった。
何も悪いことをしていない2人。王宮にいる狡猾な悪人たちが、善人を奈落の底に落とそうとしたのだった。本当に悔しい場面であった。
涙を流しながら見た場面……船着場に至る道でチャングムは衰弱したハン尚宮を背負って歩き続けた。どんどん意識を失っていくハン尚宮。ようやく海が見えたときに、チャングムに背負われたハン尚宮は、ついに息を引き取ってしまう。その瞬間、チャングムはこの世の悲しみをすべて集めたかのように号泣するのであった。
結局、チャングムとハン尚宮はチェ尚宮の魔の手から逃れることができなかった。そして、ハン尚宮が亡くなり、残されたチャングムは済州島に送られた。
実は、済州島に流される前に、ハン尚宮はチャングムに対して「私があなたを守り抜く。そして、いつか、この汚名を晴らしてほしい」と語りかけていた。これこそがハン尚宮の遺言になってしまったが、その言葉を受けたチャングムがどのように復讐を果たしていくのか。
『宮廷女官チャングムの誓い』の後半も見逃せない展開になった。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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