テレビ東京の韓流プレミアで放送中の時代劇『太陽を抱く月』。キム・スヒョンが演じる国王のイ・フォンの異母兄の陽明君(ヤンミョングン)を扮しているのがチョン・イルだ。その陽明君の少年時代は、イ・テリが演じていた。
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本作でチョン・イルは、キム・スヒョンやホ・ヨヌ(ウォル)に扮するハン・ガインと息のあった演技を見せている。
そんなチョン・イルが出演していた『夜警日誌』『ヘチ 王座への道』『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』を紹介しよう。
『夜警日誌』は、『太陽を抱く月』と同じく架空の朝鮮王朝を舞台にした時代劇である。
出演者には、白頭山の巫女集団マゴ族の後継者トハを演じるコ・ソンヒ、イ・リンの幼なじみの武官カン・ムソクに扮するユンホ、夜警隊長チョ・サンホンを演じるユン・テヨンがいる。3人ともチョン・イルと素晴らしい演技を見せていた。
このドラマでチョン・イルは、王子であるイ・リンとして出演していた。
『ヘチ 王座への道』は、朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)の若き日を描く正統派時代劇だ。
出演者には、司憲府(サホンブ)監察パク・ムンスを演じるクォン・ユル、司憲府の茶母(タモ)チョン・ヨジに扮するコ・アラ、都の情報屋でごろつき組織の頭タルムンを演じるパク・フンがいた。3人とも迫真の演技でドラマを成功に導いている。
このドラマでチョン・イルは、後に英祖となる延礽君(ヨニングン)として主演を務めていた。
『ポッサム~愛と運命を盗んだ男~』は、朝鮮王朝第15代王・光海君(クァンヘグン)の時代を舞台にした時代劇だ。
出演者には、光海君の娘ファイン翁主スギョンを演じるクォン・ユリ、スギョンの義弟イ・デヨプに扮するシン・ヒョンス、国王の光海君を演じるキム・テウがいた。みんなそれぞれ素晴らしい演技を披露している。
このドラマで、チョン・イルは、ポッサムであるバウ(キム・デソク)として主演を務めていた。
ちなみにポッサムとは、再婚が法的に禁じられていた朝鮮王朝時代、寡婦を布で包み、誘拐を装う形で再婚を実現させた裏稼業のことである。
時代劇、現代劇含めて多くのドラマで活躍しているチョン・イル。『太陽を抱く月』での彼の演技をぜひ堪能しよう。
文=大地 康
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