女優ソン・イェジンが「第28回富川国際ファンタスティック映画祭」(以下、BIFAN)の「俳優特別展」の主人公に選定された。
【写真】ソン・イェジンが子連れピクニック!穏やかな日常に“ほっこり”
多様なジャンル、数多くのキャラクターを通じて大衆を魅了してきたソン・イェジン。チョン・ドヨン、チョン・ウソン、キム・ヘス、ソル・ギョング、チェ・ミンシクに続く、今年の「俳優特別展」の主人公になった。
彼女の輝く歩みを一言で縮約した「独歩的ソン・イェジン」というタイトルで行われる今回の特別展では、俳優記念冊子発刊およびメガトーク、写真展など、多彩なイベントを通じてソン・イェジンの23年演技人生を集中的に照明する。 また、あらゆる映画祭のレッドカーペットでいつも美しいドレス姿を披露してきたソン・イェジンは、BIFANの開幕式レッドカーペットでも華やかに輝くことと期待される。
映画とドラマを行き来し、韓国を代表する女優に浮上したソン・イェジンは、演技の幅を広げながら大衆を魅了した。
愛と友情の間で混乱していた『恋愛小説』(2002)のシム・スイン、明朗ながらも悲劇的な愛の2人の主人公ジヘとジュヒを演じた『クラシック』(2003)、記憶を失いながら悲しい愛を全身で受けとめた『私の頭の中の消しゴム』(2004)のスジンを通じて、清らかで純粋な初恋のアイコンとして愛された。
また、恋愛のプロであるハン・ジウォンを演じた『ナンパの定石』(2005)、2人の夫と結婚した妻を演じた『妻が結婚した』(2008)のジュ・イナ、ホラーロマンスを披露した『恋は命がけ』(2011)のヨリ、豪快な海賊を演じた『パイレーツ』(2014)のヨウォルなど、ユニークなキャラクターも多数。
狂気と怒りに包まれたヒステリックな女性を演じた『荊棘(ばら)の秘密』(2016)では演技変身が注目され、『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』(2016)では祖国を失った皇女の哀歓と悲痛さを気品よく描き出し、深い響きを与えた。
モ・ウニョンBIFANプログラマーは「ソン・イェジンは映画とドラマで色々なジャンルをこなしながら定型性から脱皮し、自分だけのキャラクターを構築したユニークな魅力の21世紀代表女優だ」とし、「作品とジャンルを問わない熱演で毎回新しい姿を見せてきた彼女の深みのある演技世界を一緒に発見する機会になるはずだ」と呼びかけた。
今回の「俳優特別展」の主人公に選ばれたソン・イェジンは「尊敬する先輩たちの後を継いで、特別展を開催することが感無量だ。女優人生でこのような光栄な瞬間を作っていただき感謝する」と感想を伝えた。
ソン・イェジンが「俳優特別展」の主人公になった「第28回富川国際ファンタスティック映画祭」は、来る7月4日から14日まで開催される。
(記事提供=OSEN)
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