【不気味×10】『青春ウォルダム』が描く「一家毒殺事件」が恐ろしい

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NHKで放送中の『青春ウォルダム 呪われた王宮』は、パク・ヒョンシクが演じる主人公のイ・ファンが、「呪いの書」に苦しめられていることが発端になっている。彼は死んだ兄の代わりに世子になったのに、「お前が兄を殺した」と「呪いの書」で糾弾されて自分も抹殺されることを予告されてしまった。

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ドラマは最初から緊迫した場面の連続だったが、さらに大事件も発生していた。それは、イ・ファンの師匠の一家を襲った毒殺事件だ。その首謀者とされたのが、イ・ファンの親友との結婚を控えていたミン・ジェイである。チョン・ソニが演じている。

彼女は「美しき花嫁」になるどころか、両親と兄を毒殺した疑いを持たれて逃亡の身となった。そんなミン・ジェイが頼ったのがイ・ファンであった。なぜなら、毒殺事件が起きる前に彼女は父親からイ・ファンの密書の存在を知らされていたからだ。

「自分に向けられた容疑を晴らすには世子の力が必要!」

そう直感したミン・ジェイは巧みにイ・ファンに近づき、数々の不気味な出来事を一緒に解決しようと動き始めた。

青春ウォルダム
画像=tvN

次々と起こる難事件

彼女はそれまで数々の難事件を解決したという抜群の推理力を持っていた。実に頼もしい存在なのだが、そんな彼女を襲った「一家毒殺事件」は本当に不気味だった。しかも、悲しみの中で容疑者にもされてしまい、ミン・ジェイは痛恨の極みだった。

彼女がアテにできるのはイ・ファンしかいない。そして、イ・ファンも抜群の能力を持ったミン・ジェイが必要だった。2人は果たして次々に起こる難事件にどう立ち向かうのか。『青春ウォルダム』は序盤から抜群に面白い展開になってきた。

【『青春ウォルダム 呪われた王宮』ドラマ概要】
〔放送日時〕 
●NHK BSP4K 毎週日曜午後9時00分 
●NHK BS   毎週金曜午前0時25分[木曜深夜] 
〔役名/出演者〕
イ・ファン/パク・ヒョンシク
ミン・ジェイ /チョン・ソニ
チャン・ガラム /ピョ・イェジン
ハン・ソンオン/ユン・ジョンソク

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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