2024年公開のOTTシリーズの中で、圧倒的に期待を集めている作品はNetflixオリジナル『イカゲーム』シーズン2だ。
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まだ公開時期は確定していないが、2023年7月から撮影を行っているため、今年(2024年)下半期には公開される見通しだ。
シーズン1と同様、ファン・ドンヒョク監督が演出と脚本を担当し、俳優イ・ジョンジェが主人公のギフン役を演じ、シーズン1の続きを描くとみられる。
Netflixは今月初め、シーズン2のセット場の一部を取材陣に公開。ファン・ドンヒョク監督は「新しいゲーム、新しいキャラクターと共に繰り広げられるより一層深まった物語とメッセージに期待しても良い」と自信を示した。
業界関係者は最近、韓国メディア『OSEN』に「ファン・ドンヒョク監督と製作陣がシーズン2に出てくる新しいゲームが外部に流出しないよう、最大限努力している」と伝えており、『イカゲーム』製作陣が一話全体の台本を俳優たちに伝えていないと口をそろえている。
「一話当たりの全体台本を俳優一人一人に配っていないという。俳優は自分が出てくる部分のスクリプト(台本)だけを受け取り、紙ではなくオンラインファイルで伝達される。特に、一定の時間が過ぎるとダウンロードの期限が過ぎ、開けられないように台本を作って伝えている」と。
俳優たちが出演契約書および秘密保持誓約書を書いたため知らされず、このように出演者全員にも全体のストーリーを知らせなかったおかげでクランクインして5カ月が経った今でも明かされていないのだ。
また、ある関係者は「イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、イム・シワン、カン・ハヌルなど主演俳優たちも自身の分量を撮影するために現場で何時間も待機している。先輩、スター俳優だからといって先に撮影することはないという」とし「イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、イム・シワン、カン・ハヌルなど全俳優たちが長時間、待機して撮影に臨んでおり、ある日は代役ではなく、自身の後ろ姿だけを撮った日もあるそうだ」と伝えている。
実際、どんなゲームが出るかが重要なわけではない。しかし、ファン監督の予告通り、シーズン2を通じて全世界の視聴者にどのようなメッセージを伝えるのか疑問を高めている。
2021年9月に公開された『イカゲーム』シーズン1はNetflix史上最も多くの視聴時間を記録し、全世界でシンドロームを巻き起こした。ファン監督は『イカゲーム』を通じて、アメリカの批評家協会アジア太平洋(2022年)シネマ&テレビ部門監督賞、「第74回プライムタイム・エミー賞」(2022)ドラマシリーズ部門監督賞を受賞した。
さらに主演を務めたイ・ジョンジェは、「第74回プライムタイム・エミー賞」ドラマシリーズ部門主演男優賞、「第27回クリティクス・チョイス・アワード」テレビドラマシリーズ部門主演男優賞、第28回米国俳優組合賞」テレビドラマシリーズ部門主演男優賞、「第37回インディペンデント・スピリット賞」テレビ部門主演男優賞を受賞した。
(記事提供=OSEN)
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