Netflixのテッド・サランドス共同CEOが就任後初めて韓国を訪れ、韓国コンテンツの主役であるクリエイターたちとNetflixのコラボ経験および韓国コンテンツの今後のビジョンについて語った。
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6月22日にソウルのフォーシーズンズ ホテルで開催されたこのイベントには、Netflix韓国コンテンツ総括のカン・ドンハン氏をはじめ、『イカゲーム』の制作会社ファーストマンスタジオのキム・ジヨン代表、『毒戦2』『ロ・ギワン』の制作会社YONGFILMのイム・スンヨン代表、『地獄が呼んでいる』『D.P. -脱走兵追跡官-』シリーズを手がけたClimax Studioのピョン・スンミン代表、『脱出おひとり島』シリーズのSHIJAK COMPANYのキム・スア代表らが出席した。
ファーストマンスタジオのキム・ジヨン代表はこの日、『イカゲーム』の制作について次のように振り返った。
「『イカゲーム』で成し遂げた成果が、想像できないほどダイナミックで嬉しかった。私たちがNetflixを通じて成し遂げられた最も大きな結実であり収穫だと言えそうだ。最初に『イカゲーム』という多少は変な話を映像化しようとした時、(Netflixが)とても良いパートナーになってくれた。ストーリーに対する理解と実験、挑戦を共にするとNetflixが決定してくれたのが、こういう結果をもたらした最も根本的な理由だったと思う」
そして「アメリカでタクシーに乗ってNetflilxまで行ってほしいと言えば、運転手さんも自分のストーリーを披露するというギャグがある。あまりにも多くの作品がNetflixに集まるという話だ」というキム代表。
「それが良いか悪いかはさておき、Netflixならバランスよく、すべて海外に進出すべきだというアジェンダに集中せず、ローカルで視聴者を満足させる作品を発掘できると思った。今の厳しい激変期に、海外市場に出られるプラットフォームが存在するだけでも制作会社としては大きな力になる。そういう部分を気にかけてほしい」と語った。
『イカゲーム』シーズン2のクランクインを控え、「シーズン1の成功をもとにシーズン2はとても良い環境で作業しているし、(Netflixが)積極的に支持してくれている」と明かしたキム代表は、「とても励みになる。可能性のある作品に対してより積極的にサポートしてほしい。今後も『イカゲーム』のようなコンテンツが数多く誕生することを願う」と述べた。
(記事提供=OSEN)
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