Netflixがドラマ『京城クリーチャー』シーズン1の主要人物6人のキャラクタースチールを公開した。
韓国を代表する俳優パク・ソジュンとハン・ソヒの共演だけでも話題となった『京城クリーチャー』。劇中、パク・ソジュンは京城最高の質屋「金鈺堂」の当主であり京城一の情報通チャン・テサンに扮する。非の打ち所のない外見と処世に長けたチャン・テサンは、お金、物、人、さらには人の命まで、この町で必要なすべての情報を握っている。イシカワ警務官の脅迫で消えた彼の愛妾を探していたところ、チェオクと絡むことに。
キャラクタースチールに写るパク・ソジュンは整った髪と着飾ったスーツ、自信溢れる目つきでチャン・テサンに完璧に変身している。パク・ソジュンは「外的な姿もまたテサンを表す装置」と考え、実際にその時代の衣装を参考にしながら人物を作っていき、ハン・ソヒはパク・ソジュンについて「現場でテサンとしていてくれた」とキャラクターと一体になった彼の熱演に期待させた。
ドラマ『マイネーム』『わかっていても』『夫婦の世界』で独特な存在感と安定した演技力で注目され、一気にスターダムに上がったハン・ソヒは、死んだ人も捜し出すという噂のユン・チェオクを演じる。
チェオクは行方不明になった母親の手がかりを探し、父親とともに満州から京城に移り、チャン・テサンと取引をする。ハン・ソヒはシャープな動きとよどみない性格を持つチェオクを「一つの目標を追っているためしっかりして見えるが、心の中では多くの感情を抑えながら生きている」と説明し「チェオクの中にテサンが入ってくる過程をディテールに表現しようとした」と、チェオクの信念と感情変化を繊細に盛り込もうと努力したと伝えた。
パク・ソジュンは「いつも最善を尽くし、上手なハン・ソヒのおかげで良いシナジー効果が発揮できたのではないかと思う」と生存のため、熾烈に生きていく人物を完璧に演じた2人のケミストリーにも期待を高めた。
パク・ソジュン、ハン・ソヒのほかにも、劇を満たす華麗な出演陣のラインナップが目立つ。
映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどで活躍したスヒョンが京城一帯を治める日本貴族の夫人マエダユキコ役でグローバルな存在感を証明する。
強力な権力を握っているマエダは、友人という名目でテサンに接するが、すべての疑いが向かうオンソン病院の後援者でもある。スチールのスヒョンは着物を着て、本心が分からない秘密の笑みを浮かべており、マエダというキャラクターのストーリーに対する好奇心をそそる。
『10人の泥棒たち』『力の強い女 カン・ナムスン』のキム・ヘスクが金鈺堂の執事ナ・ウォルデクに扮し、劇の中心を握る。
ナ・ウォルデクは、テサンにとって家族のような存在であり、テサンがいない時に金鈺堂を守る心強い支えだ。国民女優キム・ヘスクは、暖かさとカリスマ性をすべて持ったナ・ウォルデクを完璧に演じた。
ドラマ『海街チャチャチャ』『財閥の末息子』のチョ・ハンチョルが、チェオクの父親であるユン・ジュンウォンに扮して、“信じて見る”シーンスティラーとしての活躍を予告。ジュンウォンは行方不明になった妻の手がかりを探すために、テサンと手を取り、すべての秘密が隠されたオンソン病院に潜入する。
チョ・ハンチョルはシャープなアクションと内攻のある目つきで劇に安定感を与える。
Netflix『イカゲーム』で全世界の耳目を集中させたウィ・ハジュンは、チャン・テサンの友人であり独立軍のクォン・ジュンテクに扮する。ジュンテクは簡単に出入りできないオンソン病院に出入りできる、お金持ちの家の息子だが、親日の父親が恥ずかしく、密かに独立運動をする人物だ。
キャラクタースチールのウィ・ハジュンは、独立に向け、決然とした顔で信念と闘志を表わし、格別な存在感を表わす。
6人のキャラクタースチールを公開し、俳優たちの独歩的なシナジーに向けた関心が高まっている。
なお『京城クリーチャー』パート1は12月22日、パート2は2024年1月5日にNetflixを通じて配信される。
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