授賞式や映画祭のレッドカーペットでは、ほとんどの女優がブラックまたはホワイトカラーのドレスを選ぶのが一般的だ。クールさや清純さを際立てる無難なカラーだが、飽きるという印象は拭えない。
今年の「第28回釜山国際映画祭」開幕式のレッドカーペットでもブラックとホワイトのドレスが主流だったが、大胆なカラフルなドレスで注目を集めた女優たちもいた。
イ・ジェフンの緊急手術で開幕式初の単独司会を務めたパク・ウンビンは、青空を身にまとったような青いドレスでディズニープリンセスのような雰囲気を醸し出し、視線を集めた。
パク・ウンビンが青色だったとすれば、キム・ギュリは濃いピンク色のドレスでフェミニンなムードを演出した。無駄なくスリムなキム・ギュリのシルエットは、彼女ならではのクールな魅力を増幅させた。
久しぶりに韓国を訪れた中国の女優ファン・ビンビンは、オレンジカラーで華やかさを生かした。ブラックとホワイトの平凡さから脱却し、42歳という年齢が忘れられるほどだった。
光沢が入ったリネン素材と、ふわふわしたデザインが華やかさを倍増。まるで空から降臨した天女を想起させた。
大女優のナ・ムニ(82)とキム・ヨンオク(85)はドレスよりも韓服を選び、韓国の伝統を見せつけた。彼女たちの衣装について、海外観客の視線を集め、熱烈な反応が寄せられた。
(記事提供=OSEN)
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