【真夏にぜひ見たい!】「海の名場面」が輝く爽快ドラマ/ベスト5

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お盆も過ぎて真夏も残り少なくなってきた。そう思ったときに無性に見たくなるのが「まぶしい海の名場面」なのである。どんなに猛暑で汗だくなったとしても、ひかり輝く海の光景を見れば気分はガラリと変わる。まさに、真夏にふさわしい爽快感を味わえるのだ。そんなシーンで楽しませてくれるドラマをランキング形式でピックアップしてみた。

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●ランキング5位/『カーテンコール』

画像=KBS

放送年・放送局/2022年・KBS

出演者(役名)/カン・ハヌル(ユ・ジェホン)、ハ・ジウォン(パク・セヨン)、コ・ドゥシム(チャ・グムスン)、クォン・サンウ(ペ・ドンジェ)

朝鮮戦争で夫と我が子と離れ離れになってしまったグムスンは、韓国で一生懸命に働いて巨大ホテルグループ「楽園」を作り上げた。それでも、いつも海を見ながら夫と子供がやってくる場面を夢見ていた。それゆえ、象徴となる一流ホテルも海沿いに建っている。

そんなある日、孫が訪ねてくる。感激するグムスン。しかし、それは秘書が連れてきた偽者だった……こうした設定で始まる『カーテンコール』。海は、待望の人がやってくる希望の場所として描かれている。果たして、歴史に翻弄された人々に本当の「夢」は残されているのか。

●ランキング4位/『二十五、二十一』

画像=tvN

放送年・放送局/2022年・tvN

出演者(役名)/キム・テリ(ナ・ヒド)、ナム・ジュヒョク(ペク・イジン)、ボナ(コ・ユリム)、イ・ジュミョン(チ・スンワン)、チェ・ヒョヌク(ムン・ジウン)

母親の反対を押し切って一途にフェンシングに打ち込む女子高校生ヒドと、経済危機で一家が離散した後にバイトを掛け持ちする苦学生イジン。2人の青春を描くドラマの中で忘れられないシーンとなったのが、友人3人を交えて5人で行った夏の修学旅行。

海で思う存分に発散して砂浜で記念撮影を繰り返す。その瞬間こそが「かけがえのない記憶」として鮮明に残る。その後にどんな辛いことがあっても、「5人で過ごした夏」は人生の宝物になることをドラマが教えてくれた。

●ランキング3位/『キング・ザ・ランド』

画像=JTBC

放送年・放送局/2023年・JTBC

出演者(役名)/イ・ジュノ(ク・ウォン)、ユナ(チョン・サラン)、コ・ウォニ(オ・ピョンファ)、キム・ガウン(カン・ダウル)、アン・セハ(ノ・サンシク)

豪華ホテルの御曹司ウォンと最優秀社員のサラン。最悪の出会いを経て知り合った2人は、仕事で済州島に出かける。素晴らしい済州島(チェジュド)の海の風景は不愛想なウォンに開放感をもたらし、トラブルによって2人だけで泊った小島で情愛のきざしが生まれる。

結果的に、済州島の海は主役カップルのラブロマンスをいざなったのだ。以後の2人は自分たちの華やかな時間を大切にして、周囲から受ける障壁を一つずつ乗り越えていった。その勇気をくれたのが、海で見つけたメモリーであった。

●ランキング2位/『私たちのブルース』

画像=tvN

放送年・放送局/2022年・tvN

出演者(役名)/イ・ビョンホン(イ・ドンソク)、シン・ミナ(ミン・ソナ)、イ・ジョンウン(チョン・ウニ)、ハン・ジミン(イ・ヨンオク)

豪華キャストが集結して最高級のシナリオで作られたドラマ。済州島が舞台になっているので必然的に海が多く出てくるが、撮影スタッフが素晴らしいので壮大でワクワクするようなシーンが目白押しとなった。内容的にはオムニバス形式で様々な登場人物の人生がクローズアップされたが、とりわけハン・ジミンが演じたヨンオクに注目したい。

彼女が新米の海女として海のシーンを受け持っていたが、稼ぎを増やすために独断で動いてしまって見ていてハラハラさせられた。それでも、海と共に生きる人たちの熱意と愛情はとても感動的だった。

●ランキング1位/『海街チャチャチャ』

画像=tvN

放送年・放送局/2021年・tvN

出演者(役名)/シン・ミナ(ユン・ヘジン)、キム・ソンホ(ホン・ドゥシク)、イ・サンイ(チ・ソンヒョン)、コン・ミンジョン(ピョ・ミソン)

このドラマを思い出すたびに「海辺に暮らしたい」と考えてしまう。何よりも、港町で生きる人々と海辺の景観が魅力的だった。その中心にいたのが、地元で一番人気のドゥシクであり、彼とヘジンが繰り広げるラブロマンスには真夏の海を思わせる爽やかさがあった。

もちろん、シンプルなストーリーばかりではなく、ドゥシクの過去の苦しみは見ていて息が詰まりそうだったが、それでも海が最高の「癒し」になっていてドラマは常に善意と情愛に満ちていた。「夏の爽快感」というなら、このドラマが最高だった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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