Netflix配信『シュルプ』主演女優キム・ヘス、20年ぶりの時代劇復帰作に「自信」と「満足感」

2022年10月13日 作品情報 #新作ドラマ
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10月7日、tvN新ドラマ『シュルプ』(Netflixで同時配信予定)の制作発表会が行われ、キム・ヒョンシク監督とキム・ヘス、チェ・ウォニョン、キム・ヘスク、チェ・ウォニョン、ムン・サンミン、オク・ジャヨン、ユ・ソンホら主演キャストが出席した。

【画像】期待を募らせた『シュルプ』ティーザーポスター

初回放送を10月15日に控えた『シュルプ』は、問題だらけの王子たちを王世子(王位継承者)にするべく奮闘する王妃の話。朝鮮のロイヤルファミリーの教育方法をテーマに、子供に対する母親たちの愛と欲望を描く。タイトルの「シュルプ」とは「傘」を意味する昔の韓国語だ。

キム・ヒョンシク監督は「皇世子の座をめぐって、宮中で熾烈に競争するストーリーと、王妃で母親であるファリョン(演者キム・ヘス)が、子供たちを守り、自分の人々を守る過程を通じて、時代劇でありながら今の韓国社会の話を描いてみたらどうかと思った。多くの人が共感できる話を盛り込みたかった」と企画意図を明かした。

『シュルプ』は、女優キム・ヘスが『張禧嬪』以来約20年ぶりに選んだ時代劇としても期待を集めている。

キム・ヘスは「若い頃にデビューし、初めての連ドラが時代劇だった。そして『張禧嬪』に出演し、映画では『観相師-かんそうし-』に出演した。今回の『シュルプ』は、すべてが新鮮だ。朝鮮時代を舞台とするが、すべて架空の人物だ。だからと言ってヒュージョンではない。正統派に近いけど、すべてが新しい。キャラクターもモダンだ。台本が面白すぎて、作品のトーン&マナーが新鮮すぎた。撮影前から期待が大きかった。出演しない理由がなかった。皆さんが見ない理由もないはずだ」と、作品への愛情と自信を示した。

そんなキム・ヘスと劇中で神経戦を繰り広げるのが、ベテラン女優キム・ヘスクだ。彼女は「実は今回のキャラクターに対するプレッシャーと期待が大きかった。おそらく、大妃という人物は、息子のための愛情から始まったが、結局は息子を通じて自分の欲望を表したのではないかと思う。自分の欲望を出しながら進んでいるようだ」と紹介した。

キム・ヘスク(写真=tvN)

『シュルプ』は、その独特なタイトルから大きな注目を集めた。時代劇のタイトルにしては見慣れないという反応が多かったが、キム・ヘスが幼い息子に傘をさしてあげるティーザーポスターが公開されるや否や、大きな反響が寄せられた。

それについてキム監督は「ドラマのタイトルが外来語だと思う方もいたが、今は多くの方に傘を意味する昔の韓国語だと知ってもらえた。傘は雨風から子供を守る母の気持ちを意味したり、自分の見方を守ることを意味したりする。その裏には欲望が隠れていたり、欲望と愛がぶつかりながら成長する話をお見せしたかった。シュルプは誰かにとっては盾であり、誰かにとっては槍でもある」と説明した。

キム・ヘスも、「そのポスター1枚が作品を物語ったと思う」とコメント。

そして「普通はポスター撮影がテクニカルに行われるが、今回は違った。美学的によかったと思う。自分の肩が濡れても子供のほうに傘を傾ける母親であり、大きな宮殿の中にいる1人の女性、そして傘の中で子供と母親が一緒に成長するというのが、その1枚で見えてよかった。最近撮ったポスターの中で、本当に絶妙なコンセプトだったと思う」と付け加えた。

最近、時代劇のヒットが相次いでいる。そのため、視聴者の期待感も高まった状況だ。そこで『シュルプ』差別化ポイントは何だろうか。

キム監督は「この作品の場合、朝鮮時代を舞台にした架空の話だが、今の韓国社会の姿が多く盛り込まれているし、見ているうちにたくさん発見されるはずだ。そういうのが、このドラマの魅力で差別化ではないかと思う」と紹介した。

『シュルプ』にどんなハッシュタグをつけたいかという質問に、キム・ヘスは「#あなたのシュルプになります」と答えた。

キム・ヘス(写真=tvN)

「このドラマは結果的に、愛する人を愛で守り、愛で成長する物語だ。いつもそうだが、最近はもっと誰かの愛が必要な時期だと思う。王子たちの話をするのだが、青少年なら誰もが王子の誰かに当てはまるほど、多様なキャラが出てくる。自分を推し量ることができるし、親の愛を改めて考えられる。母親なら、ファリョン含む女性たちを通じて子供を愛する方法を再び考えられる。結局、『自分がやり遂げられる愛』で愛する人を守る話なので、『シュルプ』はあなたの傘になってさしあげる」

『シュルプ』は、10月15日21時10分に韓国tvNで放送開始。Netflixでも同時配信される。

(記事提供=OSEN)

【一問一答】キム・ヘス、Netflix配信の時代劇『シュルプ』に自信を示す理由は

【注目】「韓国時代劇ドラマで強烈な悪女を演じた女優」の1位は?

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