『ビッグマウス』が9月17日に最終回を迎えたなか、主人公パク・チャンホ役を演じた俳優イ・ジョンソクが所属事務所を通じて感想を伝えた。
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イ・ジョンソクの除隊後の復帰作として注目された『ビッグマウス』は、ハードボイルド・ノワールという世界観のなか、どんでん返しを繰り返す展開で視聴者を魅了した。イ・ジョンソクは『ビッグマウス』の重さを支えながら、身を惜しまない活躍で連日多くの名場面を誕生させ、ドラマの人気を牽引した。イ・ジョンソクでないパク・チャンホは想像できないほど、彼はキャラクターになりきって物語をリードし、没入度と説得力を高めた。
イ・ジョンソクにとって『ビッグマウス』はどんな意味だろうか。
彼は「違った姿をお見せできた作品だと思う。パク・チャンホ役は僕にとっても大きな挑戦だった。アクション、ロマンス、ノワールなど、ジャンルの多様性だけでなく、キャラクター自体も生計型弁護士から天才詐欺師、正義を実現する弁護士、愛し上手の夫まで、立体的な面を持っており、これを細かく表現するためにお大いに努力した。役作りのために悩んだ日々は僕にも特別な時間として残りそうだ」と振り返った。
毎回、イ・ジョンソクの顔で終わるエンディングも話題だった。それについてイ・ジョンソクは「個人的には第1話のエンディングが最も記憶に残る。パク・チャンホの人生が根こそぎ変わる瞬間だし、アイコンタクトと共に視聴者に語りかけるようなナレーションがこのドラマへの好奇心を聞き立てたと思う。ドラマの幕を強烈に開いてくれたシーンだと思うので、思い出深い」と明かした。
『ビッグマウス』を通じて、視聴率と話題性を同時に引っ張りながら興行キングとしての本領を発揮したイ・ジョンソク。
3年ぶりの復帰作を終えた感想を、次のように語っている。
「久しぶりに視聴者に会う作品なので、僕も放送前からときめき半分、心配半分で待っていた。幸いなことに、良い反応を寄せてくださって本当に嬉しかったし、再び原動力を得ることができた。最後までチャンホを応援してくださった皆さんに心より感謝を申し上げる。猛暑と悪天候でいつにも増して騒がしかった今年の夏、このドラマが皆さんの週末のいい友になったのであれば幸いだ」
濡れ衣を晴らそうともがく鬱憤、家族を守るための奮闘、強大な権力を持って不正を犯す特権層への反撃まで。
細かく計算された熱演でパク・チャンホの心理的葛藤と危機を見事に表現したイ・ジョンソク。情熱的に走り続けた末に『ビッグマウス』の終止符を打った彼の底力は、再び証明された。『ビッグマウス』を通じて有意義な成果を残したイ・ジョンソクが、またどんな活動を続けていくかに注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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