『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が8月18日、最終回を迎えた。シーズン2の制作に期待が集まっているなか、制作会社は強い意志を示している。シリーズ化の可能性は主演キャストの起用可否にかかっている模様だ。
大ブームを巻き起こしただけに、早くもシーズン2を希望する声が上がっていた『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。同時配信されているアメリカのNetflix(ネットフリックス)では『Extraordinary Attorney Woo: Season1』というタイトルになっており、世間ではNetflixを通じてシリーズ化になるのではないかという噂も広まった。
しかし、Netflixは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の海外サービス権限を持つOTTサービスでしかなく、コンテンツに対する実質的な知的財産権は韓国の制作会社・AStoryが持っている。Netflixがオリジナルコンテンツを中心に配信の権限のみならず、制作に関する全体的な権限にまで欲を出してしたこととは違う状況なのだ。
こういう場合、Netflixを通じた海外進出の可能性には一度契約を通さなければならないが、コンテンツが成功するという確信がある場合、制作の権限を持つ制作会社がより有利な立場にある。
特に『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の場合、主人公ウ・ヨンウの成長にフォーカスを合わせる大きなストーリーと、各エピソードに沿って話が展開されるため、シーズン制も難しくないと判断された。ここに作品のヒットが加わり、早くもシーズン制のための打診やラブコールも相当なものだった。
AStoryは『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』放送終了前からシーズン2の可能性を念頭に置いて議論を始めた。テレビ関係者は韓国メディア『OSEN』の取材に対し、「脚本家のムン・ジウォンとユ・インシク監督がシーズン2に前向き」と伝え、シーズン2へのポジティブな可能性をのぞかせている。
もちろん具体的な話し合いはまだ行われていない。
この作品とシーズン制の場合は主演キャストの維持が何よりも重要になるが、それに関する議論はまだ進んでいない。実際にウ・ヨンウ役のパク・ウンビンの所属事務所ナム・アクターズも『OSEN』に対して「シーズン2の議論のニュースは記事で知った。具体的な出演計画や交渉に対して、まだ話し合ったことはない」と慎重な立場を示していた。
イ・ジュノ役のカン・テオの所属事務所Man of Creation側も「シーズン2については具体的に議論されたことがなく、申し上げる言葉がない」と明かしている。しかもカン・テオの場合、現在入隊を控えているため、まだ制作の時期が決まっていないシーズン2の出演を論するのは早いのではないかという、懸念の声もある。
ただ、ドラマがあまりにもヒットし、放送前からも撮影現場の雰囲気が良かっただけに、制作陣と俳優たちはシーズン2にも前向きとのことだ。さらにはユ・インシク監督がすでに『浪漫ドクター キム・サブ』でシーズン制を成功させた経験があることも、ポジティブに働いているとか。
世界中のファンから希望の声があふれている『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のシーズン2の行方に、注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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