8月10日、KBS2新ドラマ『あなたが願いを言えば』の制作発表会が行われ、主演俳優チ・チャンウク、チェ・スヨン(少女時代)、ソン・ドンイル、ウォン・ジアンと、キム・ヨンワン監督が出席した。
【場面写真】何を着てもイケメンは隠せず!『あなたが願いを言えば』のチ・チャンウク
同作は、末期がん患者たちの最後の願いを叶えるオランダの財団がモチーフになった作品。追い込まれて人生を諦めていた主人公の青年が、社会奉仕の命令を受けて入ったホスピタル病院で患者たちの最後の願いを明るく愉快に叶えてあげる“ヒーリング”ドラマだ。
主人公ユン・ギョレ役を務めるチ・チャンウクは、『ヒーラー~最高の恋人~』以来7年ぶりのKBS復帰となる。
彼は「妙な気分だ。デビューもKBSだったし、週末ドラマや連続ドラマにも出演した故郷のようなところなので感慨深い。僕をデビューさせてくれた監督が今はセンター長になられていた。今回、『あなたが願いを言えば』で復帰することになって嬉しい」と感想を述べた。
また、撮影については次のように振り返った。
「台本を読んですごく考えさせられた。僕の姿でもあり、誰かの物語でもあった。出演を決めるのは非常に早かったと思う。ギョレという人物を僕がうまく表現して見たいという欲が出た。複合的な気持ちだが、僕が一度はやってみたかった話だった。容易ではなかったが、俳優とスタッフたちが助けてくれて気楽で幸せに撮影した」
特に役作りで苦労が多かったという。
「ギョレというキャラクターのために監督、作家さんとたくさん話し合った。この人はどういう人物で、人々にはどのように心を開いて近づくことになるかなど、変わっていく過程に悩みが多かった。そういう部分において容易ではなかったし、難しかった。ただ、現場では監督がたくさん話してくれて役に立った」
安定の演技力で女優としての地位を固めたチェ・スヨンは、ホスピス病院の看護師として患者たちに希望を与えるソ・ヨンジュ役を演じた。
スヨンは「台本に書かれていたヨンジュがとても元気で良かった。コンビネーションが大事な作品がやりたいという欲があったけど、頼ってもいい台本だと感じた。チ・チャンウク、ソン・ドンイルさんが出演を決めたと聞いて、私も迷わず決められた」とコメント。
役作りについては「筋トレを頑張った。エネルギーとスタミナーのあるキャラクターとして見えてほしかった。だから基礎体力を上げ、体作りをした。また、ホスピス病院のドキュメンタリーをたくさん見た。そこは命を延長するためというより、精神的に、医学的に治療目的で多くの部分を総合的に管理する。最初は点滴をどうやって打つのかを学んだけど、それは重要ではないと思うようになった。だから患者や保護者と混ざり合うことに気を使った」と語っている。
チ・チャンウクはチェ・スヨンとの共演について「すごく感謝している。現場の雰囲気を明るくしてくれるし、俳優たちとチーム員たちをリラックスしてくれる魅力がある。遠慮なく気楽に接することができた。そういう良い雰囲気がシーンに溶け込んでいると思う」と話した。
チェ・スヨンは「私は受け身なほうだ。現場の雰囲気に合わせて動くけど、ソン・ドンイルさんがそういう雰囲気を作り、チ・チャンウクさんが明るくしてくれて楽しかったのだと思う。台本を読んで悩みも多かったけど、いつどこで台本について話をしても、同じ温度(感覚)で聞いてくれて、話をしてくれてありがたかった」と語っている。
最後にチ・チャンウクは「撮影する間、たくさんの気遣いをいただき、幸せだった。視聴者の方々に温もりを届けたい」とコメント。チェ・スヨンは「ソン・ドンイルとチ・チャンウクの“ブロマンス”が見どころだ。そしてチーム・ジーニーの家族的な雰囲気と、忘れるころに出てくる暗いエピソードがある。さまざまな関係性が見られる詰め合わせのような作品だ」と見どころをアピールした。
『あなたが願いを言えば』は、韓国KBS2にて8月10日21時50分に放送開始。
(記事提供=OSEN)
■【写真】『ウ・ヨンウ』に続く感動作の予感!新ドラマ『あなたが願いを言えば』の“不愉快な初対面”
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