7月26日、新ドラマ『アダマス 失われたダイヤ』(以下、アダマス)の制作発表会が行われ、チソン、ソ・ジヘ、イ・スギョン、ホ・ソンテら主演キャストとパク・スンウ監督が出席した。
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パク監督は『アダマス』について「色んなジャンルが混在されたドラマ」と説明した。
「シンプルに捜査ドラマだと話しているが、一言で表現できない。最初は悩みが多かった。一つの表現で説明しにくい。ミステリースリラーかと思えば、一方で強烈なアクションが繰り広げられる。アクションかと思えば、ノワールの部分もある。色んなジャンルが混在した感じだ」と説明した。
チソンは同作で一卵性双生児の兄弟役を演じ分ける。
「以前、1人7役をしたのは多重人格だったので、7つのキャラクターを違う方向で表現した。ただ、今回は一卵性双生児の魅力を作らなければならなかった。2人が同じところから始まる。同じだけど、微妙に違う部分を膨らませて表現しようとしたので難しいことも多かった。スヒョンとウシン(役名)と一緒にやっていくうちに、彼らの魅力にハマった。活躍がすごい」
ウン・ヘス役のソ・ジヘは、役作りに悩みが多かったという。
「ヘスはウジンの助力者か否か、どんな人物になるか、その微妙な感情をどう表現するか悩んだ。台本がしっかりしているので追っていったら上手くできた。それでも普段から謎めいた雰囲気を出そうとした。家で生け花もしてみた」
パク監督は今回のキャスティングについて「3代が徳を積まなければ無理」と言うほど、満足感を示した。
「僕がこの作品を引き受けた最も大きな理由は、僕より先にチソンさんの出演が決まっていたからだ。また、ソ・ジヘさんが演じるウン・ヘスは上品でなければならず、傷を持っているけどそれを大げさに見せてはいけない。とにかく美しいキャラクターだ。そういう要素を探すうちにたどり着いた答えが、ソ・ジヘさんだった」
『アダマス』は、チソンとソ・ジヘが10年ぶりの共演を果たす作品でもある。チソンは「10年ぶりにお会いした。これまで元気にがんばってきたから、また共演するかもしれないと思った。一緒に演技をすると、過去のリアクションが残っていて嬉しかった。ソ・ジヘはひたすらウン・ヘスとしてカメラの前に立っていた。魅惑的だった」と、ソ・ジヘを褒め称えた。
パク監督が「色んなジャンルが混在された」と言った通り、俳優たちが挙げた『アダマス』の見どころもそれぞれ違った。ホ・ソンテは「アクション」、イ・スギョンは「チソンの演技」、ソ・ジヘは「俳優たちの演技とキャラクター」、チソンは「全俳優たちと一緒にアダマスを見つけること」と話している。
新ドラマ『アダマス 失われたダイヤ』は、韓国tvNにて7月27日22時30分に放送開始。日本では7月28日よりDisney+(ディズニープラス)で独占配信スタート。
(記事提供=OSEN)
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