7月13日、Netflixオリジナルシリーズ『再婚ゲーム』の制作発表会が行われ、主演キャストのキム・ヒソン、イ・ヒョンウク、チョン・ユジン、パク・フン、チャ・ジヨンと、キム・ジョンミン監督が出席した。
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『再婚ゲーム』は、エリート層を対象とする結婚相談所で繰り広げられる復讐と欲望のスキャンダルを描く。「結婚はビジネスだ」という前提のもと、表向きは優雅だが、最も高いところに上り詰めるためにすべてを賭けた人々の欲望にスポットを当てる。不倫、痴情、復讐などのテーマが、上流層を舞台に繰り広げられる予定だ。
キム・ヒソンは劇中、夫の不倫と死を経て復讐のために“ブラックの花嫁”になろうとするソ・ヘスン役を演じる。イ・ヒョンウクは妻の裏切りに傷つき、結婚相談所「レックス」の全女性会員が欲しがるブラック(結婚相手として最も高いランク)会員のイ・ヒョンジュ役。
また、チョン・ユジンは「ブラックの花嫁」になるためにレックスに加入したソ・ヘスンの仇チン・ユヒ役を、パク・フンはレックスで初恋のソ・ヘスンと再会するチャ・ソクジン役、チャ・ジヨンはレックスの代表でチャ・ソクジンの継母チェ・ユソン役を務める。
キム・ジョンミン監督は『再婚ゲーム』の企画意図について次のように語った。
「結婚が誰かには愛の完成というなら、誰かには身分上昇、財力と権力を維持する手段にもなる。『再婚ゲーム』のストーリーの中心軸は、後者である上流層たちだ。各自の欲望のために飛び込む人たちが、誰にでもある人間の欲望のために奮闘する話を描きたかった。そして結婚相談所という新しい素材を、韓国および海外の視聴者に興味深くお届けできるのではないかと思った」
キム・ヒソンは初めて台本を呼んだ時を、次のように振り返る。
「今日一番多く出てくる単語が、愛と欲望ではないかと思う。結婚相談所は多くの国に存在しているわけではないと聞いた。人を格付けするいうのがちょっとあれだが、ある意味、欲望は誰もが同じではないかと思う。人の欲望に迫るテーマがとても面白かった。そして、こういう素材や文化を世界中の視聴者がNetflixで見てどう思うかという興味もあった」
主演俳優たちのチームワークは最高だったという。キム・ジョンミン監督は「幸せな時間だった。このキャストに出会えたのが、最高のプレゼントだった」と強調するほどだった。
キム・ジョンミン監督は「撮影前はコロナによって対面ミーティングが難しかった。だから心配していたけど、ある日、オンライン会議に招待されて入ってみたら主演俳優たちが集まっていた。気さくなキム・ヒソンさんがムードメーカーになってくださった。僕にも、皆さんにも楽しい時間だった」というエピソードを披露した。
“これまで見たことのないジャンル”という作品のアイデンティティについて、キム・ジョンミン監督は「とあるジャンルだと特定しづらい。ストーリーの中にあるロマンス、復讐、愛という、人間の人生に関わるさまざまなテーマのうち1つだ。だから人々に最も共感され、愛される話の1つだと思っている。今まで見たことのない上流層向け会社というグループの中に人間の欲望を盛り付けた作品だと思っていただけると良さそうだ」と語った。
キム・ヒソンも、「Netflixにおける韓国シリーズに新しいジャンルができると思う。結婚という素材を扱うけど、さらには人々の心、欲望にスポットを当てる。このような韓国の文化によって全世界にも似たような文化が生まれるのではないだろうか」と自信を示した。
“ブラック(結婚相手として最も高いランク)の花嫁”になるため、戦場に飛び込んだ人々の欲望に迫る『再婚ゲーム』は、7月15日にNetflixで独占配信される。
(記事提供=OSEN)
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