6月20日、新作映画『非常宣言』(原題)の制作報告会が行われ、主演俳優ソン・ガンホが映画に出演した理由を語った。
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ソン・ガンホは「僕はハン・ジェリム監督の『優雅な世界』『観相師-かんそうし-』に出演していた。普段からハン監督を尊敬しており、監督の演出に対する信頼があったので3度目の出演を決めた」と明かした。
『非常宣言』は、史上初の災害に直面し、なりふり構わない着陸を宣言した飛行機を舞台に描かれる航空災害映画。「第74回カンヌ国際映画祭」の非コンペティション部門に唯一の韓国映画として公式招待され、全世界の注目を集めた。
劇中、刑事チーム長のインホ役を演じたソン・ガンホは「災難映画なのに災難に臨む乗客だけでなく、地上で数多くの人々が地上で体験する災難があまりにも現実的だった。我々が生きる上で知っているけど普段はあまり感じられなかった家族と隣人、そして社会共同体に対する考えを洗練かつ上品に、大人っぽく表現しているという感じがした」と語り、映画への期待感をさらに高めた。『非常宣言』は8月に韓国公開予定。
(記事提供=OSEN)
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