俳優イ・ミンホがファッション誌『DAZED KOREA』のインタビューで主演を務めたApple TV+シリーズ『Pachinko パチンコ』について語った。
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約100億円の制作費が投じられた『Pachinko パチンコ』は、豊かな暮らしを求めて祖国を離れた韓国人一家が、日本とアメリカで経験する戦争と平和、愛と別れ、勝利と審判を第4世代にわたり描く壮大な物語だ。
イ・ミンホが劇中、主人公女性・ソンジャの若い時代を根こそぎ揺るがす男性・ハンスを演じた。
彼は「ロケ地のカナダに作られたセット場の規模を見て驚いた。そこは植民地時代の韓国の水産市場を再現したところで、朝から数台のトラックが海産物を運ぶのを見て、この作品のディテールや規模を改めて実感した」という。
また、「キスシーンやベッドシーンの撮影前には、専門家が俳優たちの心理相談を行った。そういうディテールがすごかった」と述べ、作品のスケールの大きさをうかがわせた。
作品のプロダクションを総括したス・ヒュー(Soo Hugh)との作業についても話している。
「(ス・ヒューが)作品の完成度を高めることに情熱的な方だったので、エネルギーをたくさんもらった。彼女との途切れない会話の過程でハンスという人物が頭の中に具体的に描くことができた。今は友だちのような親しい仲だ」
『Pachinko パチンコ』のヒットなど、世間の評価には超然としていたイ・ミンホは「台本に共感する部分が多かった。なぜこの状況でこういうセリフを言い、こういう行動を取るのか、分かるキャラクターがたまにいる。作品に対する僕のスタンスに変化があった。僕たちは結果を出すためではなく、この深い物語をうまく表現するために最善を尽くしたので」と語った。
イ・ミンホは最近、映像制作に本気を出している。それは彼のYouTubeチャンネルでも見てとれる。
「新しさに対する期待を持って始めたので、必ずやらなきゃという負担はない。こうやって作っていくと、きっと面白いことがあるはず。一つずつ完成されると、30半ばのイ・ミンホが新しく定義されるんじゃないでしょうか。今はこういう色んな層を重ねることで、僕という人間が詳しく見える気がする」
イ・ミンホが『Pachinko パチンコ』の裏話を語ったインタビューは、『DAZED KOREA』スペシャルエディションと公式HP、各種公式SNSで確認できる。
(記事提供=OSEN)
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