韓国のtvNで、2021年12月17日から2022年1月28日まで放送されていたドラマ『バッド&クレイジー』。痛快アクション劇であるこの作品は、ヘルメットをかぶった謎の正義漢が現れたことで、腐敗に立ち向かうようになる俗物警察官の成長を描いている。
劇中で出世のためなら手段を選ばない俗物警察官リュ・スヨルを演じたのは、2016年『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で死神役を務めた俳優イ・ドンウクだ。
そして、ヘルメットをかぶった自称「正義のヒーロー」Kに扮するのは、2021年『イカゲーム』で注目を集めた俳優ウィ・ハジュンだ。
2人とも「台本が一気に読めるほど面白い」と語る『バッド&クレイジー』。出演を決めた理由について、イ・ドンウクは、「明確なプランを持っている監督のユ・ソンドンを信じれば大丈夫と思った」と語っている。
一方のウィ・ハジュンは出演の理由を、「今回のKという役をうまくこなせれば新しい姿を見せられると思って挑戦した」と話している。
イ・ドンウクは俗物警察官のスヨルを演じるにあたって、どうすればキャラクターの生き生きと見せられるか悩んだそうで、その結果「とことん俗物的な姿を見せて、とんでもない人間だと思わせることが重要だ」と思ったという。
『イカゲーム』で注目されたウィ・ハジュンだが、次の作品に出演することに関してはプレッシャーはないどころか、魅力的な役をもらえたことに期待を感じてワクワクしていたそうだ。
以上のように、2人の演技はそれぞれとてもすばらしいものだった。
この『バッド&クレイジー』で自称「正義のヒーロー」を演じたウィ・ハジュンは、2022年下半期に放送される予定のtvN新ドラマ『シスターズ』に出演することが決まっている。
作品ごとに注目を集める彼は、次回作でどんな演技を見せてくれるのかがとても楽しみだ。
文=大地 康
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