『王女ピョンガン』でナ・イヌが演じるオン・ダルはどう強くなっていったか

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ドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』でキム・ソヒョンが演じるピョンガン王女は「鉄の女」だ。武芸が達者で愛国心が強烈。それに加えて、どんな苦難にも負けない精神力を持っている。まさに過去の時代劇の中でも「最強のヒロイン」に違いない。

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対するオン・ダルはどうなのか。

もともとナ・イヌが演じているオン・ダルは、人間性に優れていて性格も明るかった。それゆえ、周囲の人間を温かく支える魅力があるのだが、強さという点では不足していた。

なにしろ、父は勇敢な将軍であったが、その素質は息子には受け継がれなかったのだ。しかも、父は息子が争いに巻き込まれないように武芸の鍛錬を禁じていた。

それだけに、オン・ダルは武芸と無縁に過ごしてきたのだが、物語の後半に入ってくると、そのままと言うわけにはいかなくなった。自分たちが住む幽霊谷が悪徳高官のコ・ウォンピョによって襲撃される可能性が高くなってしまったからだ。

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完全に強さを備えたオン・ダル

そんなピンチに備えて、ピョンガン王女はオン・ダルに強い男になってほしいと願った。そして、彼に武芸と兵法を教えたのである。

すると、素質が一気に開花した。

NHK・BSプレミアムで1月30日に放送された第13話では、すでにオン・ダルは剣術の達人となり、王女ピョンガンと対等以上にわたりあえる武芸を見せていた。

こうしてオン・ダルは真の勇者となり、幽霊谷の人々を救っていく守護神にもなれるほどに勇敢な男になっていた。

さらに、最強の夫婦も誕生した。もともと、ピョンガン王女とオン・ダルは仮の夫婦を装っていたのだが、第13話で2人の愛は本物となり、正真正銘の夫婦となった。それは、すべてオン・ダルが強い男になったおかげであった。

今後は、2人でどのようにしてコ・ウォンピョの魔の手を防ぎ、さらには高句麗(コグリョ)いう国をしっかり守っていくのか。

いよいよ、完全に強さを備えたオン・ダルの活躍がドラマ『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』を大きく変えていくことだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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