女優パク・ウンビンがバイオリンを愛する女子大生役でドラマに出演した理由

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韓国で2020年8月から10月まで放送されていたドラマ『ブラームスは好きですか?』。このドラマで、女優のパク・ウンビンはヒロインの女子大生チェ・ソンアを演じた。

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チェ・ソンアは、バイオリンを愛するあまり、ソリョン大学の経済学部を卒業した後、26歳で音楽学部に入り直したキャラクターだ。

しかし、いくら努力しても才能ある人間にはかなわず、卒業後に進路に悩んでしまう。

そんな人物を演じたパク・ウンビン。元々クラシック音楽が好きだった彼女は、オファーをもらったときはとにかくうれしかったと語っている。

自身が演じたソンアを始めとする登場人物たちが抱えている悩みや迷いと同じ経験をして、苦しんでいる人たちにとって救いになればと思って出演を決めたというパク・ウンビン。

パク・ウンビン

トップクラスの演技

彼女はソンアというキャラクターを、頼りないように見えるかもしれないが、並外れた強い心を持っている人物だと評した。

さらに、改めて入り直した音楽学部の才能ある人たちの中で4年間頑張るソンアは、勇敢で誰よりも強い人だと思ったとも語った。

そんなソンアを演じるために、撮影前の1カ月と撮影歌詞後の3カ月ほど時間を作ってバイオリンの練習をしていたパク・ウンビン。それだけでなく、仕事終わりにも1人で練習していたようだ。

限られた時間での練習だったそうだが、難しい曲も弾けるようになって、腕はかなり上達したという。

そのバイオリンの練習の中で、きれいな音を出すのが難しかったと語るパク・ウンビン。そのためにいろいろ試行錯誤しながら練習に臨んだ彼女は、演技を上達させるためにしてきたことと通じるものがあると感じ、演技以外にも多くのことを学べた時間だったようだ。

本作で、国際的に活躍するピアニストのパク・ジュニョン役の俳優キム・ミンジェや、ソンアの同期だが、死後のできるソンアのことが気に入らないキム・ヘナ役の女優イ・ジウォンと共演したパク・ウンビン。

子役時代から培ってきたトップクラスの演技で、来年はどんなキャラクターを演じるのだろうか。

文=大地 康

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