NHKの総合テレビで日曜日午後11時から放送中の『100日の郎君様』が、どんどん面白くなってくる。
第5話では、ド・ギョンスか演じるウォンドゥクとナム・ジヒョンが扮するホンシムが丁々発止のやりとりを繰り広げていく。
もともと、夫婦の間ではいざこざが絶えなかった。第4話では、ウォンドゥクが高利貸しの商人にだまされて高価な寝具などを買う羽目になった。
これだけで、ホンシムとしては絶対に許せないことだった。とにかく、尻ぬぐいをさせられるのは、みんな彼女のほうだった。
そんな夫婦が、第5話ではどうなるのか。
夫に困り果てたホンシムは、「とにかく働いてもらおう」と思って薪割りとか藁の仕事をウォンドゥクにさせてみた。
しかし、まったく役に立たない。ホンシムもあきれるばかりなのだ。
それなのに、プライドだけは高く、ホンシムにひどい言葉を言い放ってしまう。さすがに、ホンシムは我慢ならなくなって、ウォンドゥクを激しく平手打ちする。ものすごい剣幕になった。ついにホンシムの堪忍袋の緒が切れてしまったのだ。
果たして、この夫婦はどうなってしまうのか。
一方、王宮でも大変なことが起きていた。世子の遺体が発見されたのだった。その遺体が運ばれてきて、憔悴した国王が遺体をあらためようとした。
それは本当に行方不明になっていたイ・ユルなのか。あるいは、悪徳高官のキム・チャオンの陰謀なのか。
第5話はさらに謎めいた展開になっていくのだった……。
(文=康 熙奉/カン・ヒボン)
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