韓国tvNドラマ『暴君のシェフ』でイ・チェミンの暴走が予告された。本作で、イ・チェミン演じるイ・ホンがついに自制心を失い、暴走する姿が描かれた。
この日、チェサン大君(演者チェ・グィファ)は自分と共に陰謀を企てている一味の前で、イ・ジャンギュンと外祖母を引き合いに出した。
そして「まさにこの人形の中にあるのは、廃妃が賜死された時に流れた血で染まった赤い下衣である。いずれ白日の下にすべてが明らかになるであろう。大王大妃の進饌、その日にな。あの日、理性を失った暴君の狂気が宮廷を血に染めるであろう」と不気味に笑みを浮かべた。
同じ頃、イ・ホンはヨン・ジヨン(演者イム・ユナ)に舞を見せた後、「“望雲録”を探し出して元の時代へ戻りたい気持ちは変わらぬのか」と問いかけ、「俺はお前に戻ってほしくない。たとえその場所がどこであれ」と心の内を吐露した。
特に、ジヨンが“望雲録”を探してほしいと急かすと、イ・ホンは「まもなく見つかるだろう。だが、実は見つけたくなかった」と言い、「俺の伴侶になってくれ」と告白した。
ジヨンが「王様、それは本当にあり得ないことで」と戸惑うと、イ・ホンは「本心だ」と断言し、「俺の伴侶となれば、毎朝直々に混ぜご飯を作ってやろう」と語り、彼女の薬指に指輪をはめた。
その瞬間、ジヨンは「この時だった。自分の時代に戻らなくても、もしかしたらそれでいいのではないか、と考えてしまった」と心中で思い、同時にイ・ホンへの想いを悟って口づけを交わした。
しかし続く予告映像では、イ・ホンの暴走が映し出された。
ジヨンが「約束してください。暴君ではないと」と懇願したものの、彼女は誘拐され、済山大君の仕掛けた罠に怒り狂ったイ・ホンは「今日すべてを正してみせる」と叫び、容赦なく刀を振るった。
さらに刺客から逃げるジヨンは「本当に止められないのでしょうか」と呟き、物語の行方への期待と緊張感を高めた。
(記事提供=OSEN)
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