『製パン王キム・タック』『不滅の恋人』などで知られる俳優ユン・シユン(38)が、バラエティ番組『醜い私たちの子』(原題/SBS)で“潔癖男”と呼ばれるようになった背景にある家庭の事情を打ち明けた。
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8月24日の放送では、ユン・シユンと母親のモンゴル旅行の様子が公開された。
ユン・シユンはこれまで、一日に三度以上掃除機をかけ、来客があれば座布団やソファカバーまで洗濯するほど潔癖症レベルの生活ぶりを見せ、“潔癖男”のあだ名がつけられていた。彼の“計画通り”の几帳面な生活に、他の出演者からも驚きの声が上がったほどだ。
今回の旅では、モンゴルの伝統的なゲルではなく、現代式ゲルに宿泊。韓国から大量の荷物を持参し、到着後も几帳面に整理整頓する彼の姿にスタジオも驚いた。「それは適当でいいから、出かけましょ」という母親の反応に、スタジオは笑いに包まれた。
モンゴルの草原で母子は幼少期を回想。
ユン・シユンは「他の家族と共同トイレを使わなければならなかった経験が今も残っていて、トイレだけは清潔でなければならないという強迫観念につながった」と明かした。
母親が「初めてトイレ付きの家に引っ越したとき、夢のように嬉しかった」と語ると、「俺も我が家我が家だけのトイレができて嬉しかった。前の人が使ってた便座だったけど、最初に僕に使わせようと、お母さんが綺麗に拭いてくれたのを覚えている」とユン・シユン。母親は「嬉しくて便座にずっと座り続けていたわ」と笑った。
ユン・シユンは「今、広いトイレに一人で座っていると夢を叶えた気分になる。だから今もきれいに掃除を続けている」と語り、スタジオからは「大変な環境を乗り越えて立派に成功した」と感動の声が相次いだ。
さらに彼は「母が私を育てるために20代の青春を費やした。今回の旅行で失われた青春を少しでも取り戻してあげたいと思った」と打ち明けた。母親も「学びへの未練があったので、今は成人学校で中学課程を再び勉強している」と明かし、感動を呼んだ。
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