「ヒョプ様」の愛称で親しまれている俳優チェ・ジョンヒョプが、映画『コブギ』(原題)の出演契約解除について公式立場を示した。
8月13日、所属事務所BLITZWAYエンターテインメントは、「映画『コブギ』は契約書に詳細な撮影期間が明記されており、チェ・ジョンヒョプはその期間内に撮影を終えた後、ドラマ撮影に入る予定だった。しかし制作会社の事情により、契約書に記載された撮影時期を過ぎてしまった」と説明した。
同日、韓国メディアはチェ・ジョンヒョプが制作会社ポップコーンフィルムに内容証明を送り、出演契約の解除を通知したと報道。チェ・ジョンヒョプは今年4月に同社と出演契約を締結し、当初は5月から撮影を開始する予定だったが、制作側の内部事情で延期に。今月16日のクランクインを前に、今後控えるドラマ撮影との兼ね合いから契約解除の意思を示したという。
一方、制作会社側は「当初予定されていた撮影期間(5~7月)は変動可能な詳細スケジュールに過ぎず、撮影延期についても双方で合意していた」と主張。しかし所属事務所は、「撮影日程の変更について、俳優本人、ドラマの放送局、ドラマ制作会社との間で事前協議や同意はなかった」と反論している。
さらに事務所は、「ドラマ撮影終了後に映画撮影を行う案を提示したが合意に至らず、やむを得ず契約解除の内容証明を送付した。依然として円満な協議を望むが、最終的に調整がつかない場合は契約書および関連法令に基づき法的手続きを進める」と付け加えた。
チェ・ジョンヒョプは2016年にウェブドラマでデビュー後、『ストーブリーグ』や『時速493キロの恋』などで注目を集め、2024年にはTBSドラマ『Eye Love You』で日本進出。“ヒョプ様ブーム”を巻き起こした。2025年8月には現在所属のBLITZWAYエンターテインメントと専属契約を結び、今後の活躍が期待される俳優の一人である。
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