18歳年下のヒライサヤさんと結婚した俳優シム・ヒョンタクが、長年胸に秘めてきた家族の事情を再び語った。「結婚式に自分の味方は誰一人いなかった」と静かに明かした彼の言葉は、多くの視聴者の胸を打った。
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7月23日に放送されたKBS2の育児バラエティ番組『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』では、シム・ヒョンタクが新たな“スーパーマン”として登場。生後164日の息子・ハルくんと過ごす日常が公開された。
すでに人形のようなルックスを誇り、イケメンの父と、BTS・ジョングクに似ていると話題のサヤさんにそっくりなハルくんを不器用ながらも真心を込めて世話する姿を見せた。
しかし、こうした幸せな家庭を築くまでに、彼には深い傷があった。家族との関係に大きな亀裂が生じ、絶縁に至った過去があるのだ。番組内で、シム・ヒョンタクは「結婚式に僕の血縁者は誰も来なかった。完全にひとりだった」と振り返り、「家族から大きい傷をうけ、死ぬほどつらかった」と、その苦しみを打ち明けた。
実際に、2022年、母親とともに約4億7700万ウォン(約4770万円)の借金と利息返済を求める民事訴訟に巻き込まれている。原告は、シム・ヒョンタクの母が3億ウォン(約3000万円)を借り入れる際に、息子名義の口座で金銭を受け取り、連帯保証の書類まで作成していたと主張。しかし当時、彼はその事実を一切知らなかったという。母が息子の知名度を利用して金を借りていたことが明るみに出たことで、シム・ヒョンタクは家族との関係を断ち切る決意をした。
そんな彼にとって、人生の支えとなったのが妻・サヤさんだった。「僕に酸素呼吸器をつけてくれた人が、まさに妻だった」と語る彼は、「もう一度呼吸できるように助けてくれたし、ハルという大きな贈り物までくれた」と、感謝の気持ちを力強く伝えた。さらに「これからは新たに大家族をつくっていきたい」と、未来への希望を語った。
番組ではそのほかにも、彼が約20年かけて集めた約1億ウォン(約1000万円)相当のフィギュアコレクションを披露し、“フィギュア好きな新米パパ”としての一面も見せた。そんな彼が、フィギュア以上に大切な存在となったハルくんとの日々をどのように描いていくのか、新たな“スーパーマン”として、シム・ヒョンタク一家のこれからの物語に期待が高まっている。
放送後、ネット上には多くの温かな声が寄せられた。「血縁よりも心で結ばれた縁こそが本当の家族」「結婚式に誰も来なかったなんて…どれほど寂しかったか」「ハルくんにとって、きっと世界一のパパだと思う」「涙が出た。どうか幸せになってほしい」など、シム・ヒョンタクを応援するコメントが続々と届いている。
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