『瑞草洞<ソチョドン>』でイ・ジョンソクが演じる有能すぎる弁護士に欠点はあるのか

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U-NEXTで配信中の『瑞草洞<ソチョドン>』で、主演のイ・ジョンソクが扮しているのは弁護士のアン・ジュヒョンだ。

彼が勤務している場所はソウルの瑞草洞(ソチョドン)だ。近くに裁判所がある関係で、瑞草洞には法律事務所が多い。その1つである法務法人キョンミンで雇われ社員になっているジュヒョンは、弁護士になって9年目だ。

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これだけ経験があれば弁護士として独立できるのに、彼はそれをしない。その理由は、ひとえに面倒くさいからだ。徹底した合理主義者のジュヒョンは、個人事務所よりアソシエイト弁護士を選んだ。そのほうが無駄がなくて気が楽だというのが、ジュヒョン流のシンプルな勤務哲学なのである。

法務法人キョンミンは他の法律事務所と合併して法務法人ヒョンミンになったが、ジュヒョンのスタイルはまったく変わらない。

彼が弁護士になったのも、弱者を守り正義を実現するという高尚な理念があったからではない。自分の能力を一番発揮できるのがたまたま弁護士であったからなのである。

イ・ジョンソク
『瑞草洞<ソチョドン>』で主役を務めるイ・ジョンソク

絶対に目が離せない展開

もともと、子供のときから論理的な思考が得意だった。その結果、ジュヒョンは弁護士になり、理路整然と訴訟問題に取り組んでいる。そして、たくさんの成果を挙げてきた。周囲の弁護士からは「何か知りたいことがあればジュヒョンに聞けば一番いい」と信頼されている。

また、弁護士仲間と一緒に開いているランチ会でも、感情を表に出さない冷静な対応で一目置かれている。

しかし、新しくランチ会に加わったカン・ヒジ(演者ムン・ガヨン)からは嘘つき呼ばわりをされてしまった。10年前に香港で会っていたのに、「会ったことはない」と冷徹に主張してしまったからだ。

それ以来、カン・ヒジの容赦ないツッコミを浴びてしまう。いつもどおり淡々と仕事をこなすジュヒョンにとって、一番の難敵はカン・ヒジになりそうだ。今後もカン・ヒジ対策が必要だが、それはまた恋の予感につながるかもしれない。それだけに、ジュヒョンの動向からは絶対に目が離せない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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