『巫女と彦星』でチュ・ジャヒョンが魅せた転換点、冷気を帯びた存在が物語を揺るがす

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チュ・ジャヒョンがドラマ『巫女と彦星』での初登場と同時に、作品の空気を一変させた。彼女は、7月1日に放送された韓国tvNドラマ『巫女と彦星』において、わずかな登場シーンで強烈なインパクトを残し、物語の転換点を生み出した。

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チュ・ジャヒョンが演じるヨムファは、洗練された外見と冷ややかな空気を併せ持つキャラクターで、登場しただけで視線を引きつけた。

ほのかな光を放ちながらも都会的な雰囲気を漂わせるチュ・ジャヒョンの美貌は、一瞬たりとも目を離せない魅力を放ち、ヨムファという人物に神秘的で芯のあるオーラを与えた。

表向きは名の知れた巫女である一方で、誰にも属せず孤立した人生を歩んできた複雑な内面が、彼女の外見イメージと絶妙に重なり、キャラクターに深みを加えている。

(写真=tvN)

放送では、主人公ギョヌ(演者チュ・ヨンウ)の家の前で静かに佇むヨムファの姿が描かれた。

「こんにちは、サンムン(亡くなって間もない霊を指す言葉)」と短く声をかけ、買い物袋を倒して納骨堂の写真とひび割れた額縁をこぼす場面では、「いつまであんたの代わりに家族を守らなきゃいけないのか」という一言が、平穏だった空気を一気に揺るがし、ヨムファという人物の存在を強く印象づけた。

その後のシーンでもヨムファは最小限のセリフでケンウを圧倒した。「お父さんがすごく心配してる」と静かに語りかけた後、彼の目を手で覆い「目を閉じて」とささやいた瞬間は、説明不要で深い余韻を残した。チュ・ジャヒョンは直接的な表現を用いずにシーンを掌握し、ヨムファの物語をしっかりと築き上げた。

特に注目すべきは、チュ・ジャヒョンが初登場の時点でヨムファという存在に強い説得力を与えていた点である。彼女はキャラクターの複雑な感情を過度に説明することなく、視線や表情だけで独特の緊張感を生み出した。動きや目線の1つ1つが緊迫感を醸し出し、説明抜きでも観る者に納得感を与える人物像を確立した。

その美貌と存在感で登場直後からドラマを圧倒したチュ・ジャヒョン。静かに見守るという態度だけでキャラクターの背景を丁寧に積み上げ、今後『巫女と彦星』の中でどのような人物と関わり、衝突していくのか、大きな期待が寄せられている。

なお、チュ・ジャヒョンが出演する『巫女と彦星』は、毎週月・火曜の午後8時50分より韓国tvNで放送されている。さらに、日本ではAmazon Prime Videoで独占配信中だ。

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