JTBCドラマ『グッドボーイ』にて、俳優パク・ボゴムの“新たな顔”が熱い注目を集めている。
放送開始直後から『グッドボーイ』は、まるで“パク・ボゴムの顔百科”のように、彼の多彩な表情と魅力を次々に披露している。
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正義感に突き動かされるような荒々しさから、愛嬌あふれる“子犬系”の可愛らしさまで、シーンごとに異なる側面を爆発的に見せつけ、「これが本当にパク・ボゴムなのか?」という驚きの声がネット上で殺到している。
その結果、グッドデータコーポレーションが運営する話題性指標プラットフォーム“FUNdex”による5月第5週のTV・OTTドラマ話題性ランキングで、『グッドボーイ』は初回放送週にして第1位を獲得した。
さらにパク・ボゴム本人もドラマ出演者話題性部門で1位に躍り出た。共演するキム・ソヒョンも5位にランクインし、作品全体に寄せられる熱い関心の高さを実感させている。
このような注目の中心には、キャラクターのユン・ドンジュへと完全に変貌したパク・ボゴムの新たな顔がある。
犯罪組織“金ウサギ派”のアジトに1人で乗り込んだ彼は、不正を見逃せず拳を振るい、その一撃には警察組織内で無視されてきた現実を打破するような解放のエネルギーが込められていた。
ビジュアルの美しさで視線を奪ったかと思えば、正義感あふれる“スカッと展開”でも視聴者を圧倒し、まさにお茶の間に衝撃を与える瞬間となった。
特に、平凡な関税庁職員を装ったヴィラン、ミン・ジュヨン(演者オ・ジョンセ)の正体を追跡し、記憶の断片からついにひき逃げ犯を突き止めた場面は、ユン・ドンジュという人物が持つ本能的な正義感が、いかに鋭く、情熱的であるかをわずか2話で証明してみせた。
さらに、ボクシング後輩のイ・ギョンイル(演者イ・ジョンハ)の事件をきっかけに、ユン・ドンジュはさらなる覚醒を遂げる。
無実の後輩が罪をかぶらざるを得ない理不尽な現実に対し、彼は沈黙を選ばず、“ユン・ドンジュがどんな人間か見せてやる”という決意とともに、物語の核心へと深く踏み込んでいく。
ミン・ジュヨンを見つめる視線には怒りと使命感が入り混じり、正義へと突き進む“ブルドーザー本能”が、視聴者にも震えるような感動をもたらした。
一方で、チ・ハンナ(演者キム・ソヒョン)の前で見せる子犬のような笑顔は、緊迫感あふれる展開の中に軽やかで愉快な空気をもたらし、ブルドーザーのように突き進む正義感の裏側にある、純粋な愛情と人間的な温かみこそが“パク・ボゴム版ユン・ドンジュ”の魅力の幅広さを証明している。
この物語の根底にあるのは、ユン・ドンジュという名前の象徴性である。“天を仰ぎて恥じることのない人間でありたい”の名の通り、ユン・ドンジュは常に恥じない人間であろうとする。
機動隊時代には歓楽街への裏金の隠蔽を図る先輩たちに「恥を知れ」と一喝し、“金ウサギ派”のアジトでは「お前らも空を見て生きろ」と警告を放ち、かつてのドーピング疑惑には毅然とした態度で名誉を守った。
彼が守ろうとするのは、恥じない人生そのものであり、その信念は警察という職業の重み以上に、彼を内側から燃え上がらせている。
このように、わずか2話にして“不正を許せない正義のブルドーザー”、“善意を貫く義の人ユン・ドンジュ”、“可愛らしく予測不可能なトンジュ”など、多様な顔を行き来しながら、まったく新しいパク・ボゴムの顔たちが次々に花開いている。
制作陣は、「パク・ボゴムが見せるユン・ドンジュの顔は、単なる演技の変化ではなく、人物の内面と熱い信念を立体的に表現した成果である」とし、「今後もさまざまなストーリーの中で、パク・ボゴム特有の真摯さとエネルギーがより一層広がっていくだろう。毎回、新しい“顔”を発見する楽しさがあるはずだ」と語った。
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